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『まぁ、ここからは少し真面目な話をしましょう。』


「真面目な話だと?」


緩んだ空気を再び引き締めた。

私も彼も互いに真剣な表情をしている。そんな中、私は口角を少しあげて話し始める。


『ええ……組合(ギルド)の存在が確認できました。それがあの時米国へ私が訪れた理由です。』


組合(ギルド)だと?ただの噂では無いのか?」


『ええ、私もただの噂だと思っていましたが、本当に存在するとはね…驚いたでしょう?』


「…何故その情報を僕に?」


『いえ、近々組合(ギルド)がこちらに来るとの情報が入りましてね。目的はわかりませんが戦闘は避けられないかと。』
 

そして私は任務でしばらくヨコハマを空ける。彼には頑張ってもらわねばならないのだ。


『あなたには知ってもらって置いた方が良いと思いましてね。』
 

彼はそうか、と一言いって再び食事に手をつけた。私もストレートで頼んだカンパリを口につける。聞けばリキュールの一種だとか。


『…悪くないですね。ハマるかもです。』


決して甘くないスッキリとした味が私の喉を潤した。

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(プロフ) - 続きを楽しみにしてます!! (2021年4月4日 17時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
涼夏_Ryouka_(プロフ) - aoiroさん» 返信遅れました…(^^; そう言っていただけて嬉しいです!頑張りますね! (2021年1月15日 1時) (レス) id: 467693ef76 (このIDを非表示/違反報告)
aoiro(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください (2021年1月12日 0時) (レス) id: 832b7f5fb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涼夏_Ryouka_ | 作成日時:2021年1月9日 23時

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