愛されたかっただけなのに…【東方Project】 (ページ10)

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8*魔理沙目線ページ10

「と、いう訳だ！」

…私が話をしている頷いてる月華の姿が可愛いと感じてしまった…

っというか、霊夢は私の話すら聞いていないじゃないか…
欠伸してるし…

『えっと…魔理沙さんの程度の能力、霊夢さんの程度の能力は何なんでしょうか？』

「私の程度の能力は、魔法を使う程度の能力だ！」

自分でも感じる位に私は力強く言った。
月華はおぉ…と声を漏らしていた。

「因みに、私はれっきとした人間だ。種族が魔法使い、という奴等もこの幻想郷には居るぞ。」

『霊夢さんの能力は…？』

そう、月華が聞くと霊夢は気だるげに言葉を発する。

「あぁ、私の能力は空を飛ぶ程度の何能力よ。」

そう、霊夢が答えると月華は少し驚いていた。……あぁ、察した。

『え、？それだけ…ですか？』

やっぱりな…

「えぇ？それだけよ。」

紫が強いとか呟いていたんだろうな。だから、もっと派手な能力を予想していた、って所かな。

「悔しいけど、実力は本当に強いぜ。」

「悔しいって何よ。」

霊夢は私の脇腹を小突いた。
ちょっと痛い…

「次が本番よ。月華の程度の能力について説明するわね____」