マーガレット .【WN】

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休憩がてら3人で話す私たち。笑って話すウォヌをチラッと見ると、やっぱり好きだなって思うんだ。


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しかし、最近はウォヌの笑顔を見るとジウさんを思い出してしまう。ウォヌの幸せそうな顔。ジウさんの幸せそうな顔。2人は今、幸せなんだろうなって。それを素直に祝福できない私は本当に酷いなって。


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MG「ヌナ練習も程々にね」

『分かってるよ〜。あと1時間して帰ろうかな』

WN「Aは本当に努力家だよね」

『そうかな？』

WN「でも、そうやって頑張ってきたから、あんなに綺麗なパフォーマンスが出来るんだなって思うよ」

『…急に褒めてどうしたの？』

WN「いいや」


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そんなこと言わないでほしい。ウォヌに言われた言葉なら何でも喜んでしまう。


顔には出さないけど嬉しい気持ちでいっぱい。よし、もう少し練習頑張れそうだ。


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WN「そう言えば、この前ヌナと会ったんでしょ？」

『え、うん』

WN「ヌナから連絡来て、Aとたくさん話せて楽しかったって言ってたから」

『そ、そう…。それは良かった。私も楽しかったし』


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急なジウさんの話に、気持ちが落ち込んだ。


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WN「Aと会ってからヌナも嬉しそうだし、2人が仲良くしてくれて俺も嬉しいよ」

『…そう？』

WN「この前もヌナと会った時にさ」


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ウォヌの口から“ヌナ”と出る度に、私の心はズキンズキンと痛くなる。

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