マーガレット .【WN】

# 亀裂 ページ22

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ジウさんとのカフェに行ってから数日後。



メンバーでの練習の後に少し外に出て練習室へ戻ると、ウォヌとミンギュが残っていた。


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『あれ、2人で何してるの？』

MG「ヌナ！ちょっとヒョンと打ち合わせ」

『ふーん。ここで練習しても大丈夫？』

WN「全然。俺たちのことは気にしないで」


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いや。気にしないで、って方が無理ですけど。


そんなこと言える訳もなく、私は練習を始めた。あまりダンスの練習をしていないからか、体が前より動かなくなっていた。それではいけないと思い、数日前から自主練を再開したところだった。


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(そもそもあの2人で打ち合わせって何だろう…)


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新しく2人で何かするのか？気になるけど、今は練習に集中。


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1時間くらい練習したところで一旦休憩。床に座り込んでタオルで汗を拭いていると、頬にヒヤッとした感覚が。


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『冷たっ！？』


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冷たさに驚いて倒れそうになった。見上げれば、ペットボトルを持っているウォヌ。と、横で笑いを堪えているミンギュだった。


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WN「はい、お水」

『もう少し優しく渡せないの？』

WN「だって面白いと思って」

『もー。ミンギュも笑ってないで何か言ってよ』

MG「だって、ヌナの反応面白くて…」

『ミンギュ酷いよ』

WN「喉乾いたでしょ？飲みなよ」

『…ありがとう』


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ウォヌからペットボトルを受け取って飲む。

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