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緑side
｢はーい｣
足音と、長年共に過ごしてきた勘から誰が来たか見当は付くが、形式的に返事をしておく。
｢蒼弥、今、ちょっと良い？｣
｢瑞稀、………っちょ、｣
制服のシャツの第三ボタンまで外した所でいきなり後ろから抱きしめられる。
｢……やっぱり、さっき帰ってきた時、ちらっと見えた気がしたんだよな｣
｢、なに、｣
｢こ！こ！、、キスマ、付いてるよ｣
そう言って俺の首の辺りを指さす。
恐らく、先程龍斗に付けられたものだろう、
後で文句を言ってやろうと頭の中で決心する。
｢学校でしてきたの？｣
｢…うん｣
｢今日、委員会とかある訳じゃないのに帰り会わないと思ってたらそんな事してたんだ｣
瑞稀は、この兄弟の中で言えば普段は一番まともだろうが、それは普段以外の時、一番まともでは無い事を意味するのかもしれない。
｢ねぇ、今からしていい？｣
｢ぇ、い、いや、二人、下に居るし、…｣
この突拍子も無い事を言う三男が、二人きり以外の時にしようとしてきたのは初めての事だった。
｢なに、龍斗良くて俺は嫌なの｣
｢、っそんなんじゃ、無い、けど｣
｢じゃあ、いいじゃん｣
｢……ぁ、、｣
柔らかい、まるで割れ物を触るような手で俺に触れる彼は本当に先程と同一人物なのかと疑ってしまう。
｢ふ、、…っ、んぁ、｣
ベッドの傍らで、立ったまま互いの熱を高めていた時、嫌な予感がした。
｢ぇ、、っ、、ちょ、…ちょっと、待って、｣
｢なに、｣
見るからに不満そうな顔で睨まれるが、俺は今そんな事を気にしている場合ではなかった。
｢え、っと……、｣
｢なに？早くして｣
きちんと、後処理をしたつもりではいたが、狭い個室な上に急いでもいた為、掻き出しきれて無かったのか、先程龍斗に出されたものが太ももに伝う感覚がしたのだ。
しかしさっきキスマークを付けられた事に対する今の状況を見れば、更にこの事を告げるのは火に油を注ぐ事になるのは明白だった。
｢、いや…、なんでも、無い｣
｢ふぅん、じゃあ、続けるから｣
｢、っ｣
.
.
ゆっくりと布団に押し倒され、シャツ、そして、スボンに手をかけられる。
｢え、｣
｢…っ｣
｢これ、｣
あぁ、また彼の機嫌を損なってしまったようだ。
絶対に後で龍斗に文句を言ってやる、先程も決意したがもう一度固く決意した。
｢っごめん、なさい、｣
｢優しくしようと思ってたけど、無理だわ｣
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水曜日(プロフ) - soya._.soyaさん» そう言っていただけて良かったです！！先程書かせていただきましたのでよろしくお願いします(^^) (2021年5月16日 0時) (
レス) id: 14fb495496 (このIDを非表示/違反報告)
soya._.soya(プロフ) - 水曜日さん» 5Pめちゃくちゃ良かったです！紫君が緑君好きで好きで心配しちゃう所とか、白君の鬼 畜な所とか本当に良かったです！もう一つの方も移行先でよろしくお願いします！ (2021年5月14日 21時) (レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)
水曜日(プロフ) - soya._.soyaさん» 5Pは上手くかけるか分かりませんが頑張ってみます！本当にいつもありがとうございます！！ (2021年5月12日 22時) (レス) id: 14fb495496 (このIDを非表示/違反報告)
soya._.soya(プロフ) - またまたリクエストお願いしちゃいます！HiHiの5人が兄弟で4人とも緑君を溺愛してて夜も取り合いして結局いっぺんに相手する羽目になるお話と、前から好きだった緑君がアイスを舐めてるのに興 奮した紫君がそのまま無理 矢理襲 って緑君を堕 としちゃう話が見たいです！ (2021年5月12日 17時) (レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)
水曜日(プロフ) - soya._.soyaさん» いえいえ、私も書いていてとても楽しかったのでいつか続きが書けたらいいなと思っています(^^)こちらこそありがとうございました！ (2021年5月9日 1時) (レス) id: 14fb495496 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水曜日 | 作成日時：2021年5月5日 12時
