調合ジャスミンティー ページ11
紫side
いつ、入れようか…
〜〜〜
帰る前にトイレに行こうと、ガリさんに楽屋で待ってもらっていた時、たまたま嶺亜くんとすれ違った。
｢お、お疲れ〜〜、あ、作間にいいものやるよ｣
そう言われて受け取ったのが俗に言う 媚i薬 だった。
〜〜〜
そもそもなんで彼がこんなものを持っていたのかは謎だが、返すのも悪いのでとりあえず受け取って帰ってきたのだ。
｢あっ！も〜ちょっと作ちゃん、しっかりしてよ！｣
｢あぁ、ご、ごめん｣
偶然にも今日は家でゲームをする予定を前から立てていた。
｢あ〜〜、でも流石にそろそろ疲れてきたね｣
｢…なんか、飲む？前にスタッフさんから貰った紅茶ならあるけど｣
｢いいね！頂こうかな｣
｢ちょっとまってて｣
｢はーい｣
今しかない、そう思い、相手の紅茶へソレを一滴垂らす。
こんなので本当に興奮するのだろうか。
｢お待たせ、熱いから気を付けて｣
｢ありがとう〜もうちょっと冷めてから飲むね｣
その時してたのはたわいも無い話だったけど、俺は彼がソレに口を付けるまで冷静には居られなかったため内容は一ミリも入ってこなかった。
そして遂に待ちわびた時が来た。
｢ｺﾞｸ……美味しいねこれ！アールグレイだよね？｣
｢…え、うん多分、そう、だと思うけど｣
｢美味しい〜〜俺結構好き｣
いや、冷静に考えてみればそんな即効性がある訳無いか。
やっぱりさっきまでの俺は冷静じゃ無かった。
〜〜〜
やっぱり、偽物だったんだろうか。
だってもう飲んでから30分は過ぎてる。
歳上にからかわれただけだったんだ。きっとそう。
｢ちょっとトイレ借りる〜｣
｢うん、そこ曲がったとこにあるよ｣
｢おっけー…｣
ｶﾞﾀｯ
｢え、ちょっとガリさん、大丈夫？！｣
｢え、な、なに、これ……なん…っか、力入んな……｣
まさかこれは、アレの効果では無いだろうか。
やっぱり本物だったのか。
｢作ちゃ…ん……っ……助けて……っ｣
｢えっと………と、とりあえず、ベッド、行く？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水曜日(プロフ) - soya._.soyaさん» そう言っていただけて良かったです！！先程書かせていただきましたのでよろしくお願いします(^^) (2021年5月16日 0時) (
レス) id: 14fb495496 (このIDを非表示/違反報告)
soya._.soya(プロフ) - 水曜日さん» 5Pめちゃくちゃ良かったです！紫君が緑君好きで好きで心配しちゃう所とか、白君の鬼 畜な所とか本当に良かったです！もう一つの方も移行先でよろしくお願いします！ (2021年5月14日 21時) (レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)
水曜日(プロフ) - soya._.soyaさん» 5Pは上手くかけるか分かりませんが頑張ってみます！本当にいつもありがとうございます！！ (2021年5月12日 22時) (レス) id: 14fb495496 (このIDを非表示/違反報告)
soya._.soya(プロフ) - またまたリクエストお願いしちゃいます！HiHiの5人が兄弟で4人とも緑君を溺愛してて夜も取り合いして結局いっぺんに相手する羽目になるお話と、前から好きだった緑君がアイスを舐めてるのに興 奮した紫君がそのまま無理 矢理襲 って緑君を堕 としちゃう話が見たいです！ (2021年5月12日 17時) (レス) id: f139f64694 (このIDを非表示/違反報告)
水曜日(プロフ) - soya._.soyaさん» いえいえ、私も書いていてとても楽しかったのでいつか続きが書けたらいいなと思っています(^^)こちらこそありがとうございました！ (2021年5月9日 1時) (レス) id: 14fb495496 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水曜日 | 作成日時：2021年5月5日 12時
