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〈始祖への感情について〉
彼にとって始祖とは命の恩人であり、誰よりも尊敬するひとだった。彼の手によってカニバリズムになったわけではなくとも、彼に名を与えられたということは新たに命を与えられたことだと、生まれ変わったということだとすら思っていた。自分の嗜好が彼の目指すものにそぐわないことを理解していたが、彼の役に立ちたいという一心から�将算氾未貌�ることを志願するほどの敬愛の念があった。彼の意思に反さないよう、日々内側から湧き上がる「歓声」への欲求を抑え込むだけの覚悟があった。
それ故に、七年前彼が使徒の一人によって無力化されたことには強い衝撃を受けたのだ。白痴と化してしまった彼は最早自分の尊敬したあの方であるとは思えず、戸惑っていたところに彼から「誰だっけ？」と言われたことがきっかけで色々と決壊。「失望した」として自ら使徒を辞し、以降は彼の意思を無視した行動をとるようになる。しかし使徒を辞しても尚「ダレット」を名乗り続けているところからも窺えるように、今でも彼への感情自体は捨てきれておらず、彼に視線を向けられたり話しかけられたりすると動揺した様子を見せる。
〈その他〉
誕生日は4月28日。
【関係】
常時募集中です。以下に特に募集しております関係を記載させて頂きますので、参考までにどうぞ。
関係のお話はTwitter(@Shro_Gane_S)でも受け付けております。勿論コメント欄・ボード等でも通常通り受け付けておりますので、お好きな形式にてお気軽にお声掛けください。
【派生作品】
同企画の参加者様であれば特に断りなく使用していただいて構いません。使用していただいた際は拙い語彙を振り絞って感想をお伝えしたいので、強制はいたしませんが報告してくださるととても喜びます。
続く
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作者名：白銀刹那 | 作成日時：2023年4月24日 0時
