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【性格】
四字熟語を用いて表すのなら、「天真爛漫」「情緒纏綿」。
どんなに人にも友好的に接し、常に笑顔で人を引き付ける。それ故に交友関係が非常に広く、皆の中心的な立位置が似合うタイプ。
ヒーローを殲滅することが信条であると語るが、その目標に全く関係の無いようなものにまで必要以上に興味を示す。悪く言えば馴れ馴れしく、落ち着きがない。

どこか厨二病に近いところがあり、自らを「火山の皇帝」と称し、火山に属する場所は全て自分の領土であると言い張る。「自分の領土に侵攻したものなら消す理由ができる」等様々な理由はあった──が、本人は真の理由を忘れてしまったようである。

何やらヒーローという存在そのものに深い憎悪の念を抱いる様で、「ヒーローを殲滅すること」が夢であると語る。その憎悪は少々行き過ぎている面があり、「『ヒーロー』という時点でそれは悪」「『ヒーロー』は『ヒーロー』という名前の化け物」「相手の境遇なんか知らない」「さっさと皆死んじゃえ」という非常に敵らしい危険思考の持ち主。


……と、いうのは巧妙に作られた偽の「嶽皇火花」である。
彼女は本当の自分に気付かれることを恐れ、彼女は多感な少女「嶽皇火花」を作り出したのだ。

本来の彼女は、人間と関わることを嫌う冷酷無比な悪魔である。誰が何をしようと、何がどうなろうと彼女には一切の関係がない。合理的、効率的に物事を進めたがり、そのことで死人が出たとしても良い。誰かの死に喜びを覚える、ナチュラルサイコパス。
幼少期は偽の「嶽皇火花」と同様に天真爛漫な少女だったようだが、何らかのきっかけで性格がねじ曲がってしまったようだ。今の彼女を構成するもののほとんどは「憎悪」であり、それこそが彼女の原動力である。
彼女が演技をやめるのは、誰も見ていないとき、ヒーローを前にしたとき、特定の人物と話すときのみだとか。裏の性格でも常時笑顔なのは変わらないのだが……言うなれば、凶器的な笑顔である。

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作者名:白銀刹那 | 作成日時:2020年3月4日 11時

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