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叱られたり失望されたりすることに対して強い恐怖心を抱いており、彼女が普段から規則をしっかり守ろうと努めているのはそれらを未然に防ぐためである。これは幼少期に曾祖母から「私の言いつけを聞かない子に期待はしない」と強く言われたことに由来しており、「人は規則通りに生きなければならず規則に疑問を持つことなどもってのほかである」という考え方が根付いてしまっているようだ。
【役職】
税務課 職員
【使い魔】
巨大な雄の黒鷲。名前は「フレースヴェルグ」。
目付きが非常に悪く、言動も荒々しいことから誤解されやすいが根は優しく気配りができ……なんてことは残念ながらなかった。基本的にアルフォンジーヌのことしか考えていない。アルフォンジーヌの嫌いな虫は彼女の視界に入る前に必ず先手を打って仕留める。過保護。
アルフォンジーヌのことを守るためならば誰の目であろうと抉る覚悟を持っている。一応実行に移したことはない……はず、多分。少なくともアルフォンジーヌの知っている限りは。
長姉の使い魔である蜥蜴と仲が悪いらしい。
【サンプルボイス】
一人称…
二人称…貴方
「お初にお目にかかります。私、本日付けでこちらに配属となりましたアルフォンジーヌ・
「はい、こちらは税務課。担当のノルニルでございます。本日はいかがなさいましたか? ……はい、承りました。特に不備等ございませんでしたのでこのまま受理させて頂きます。ありがとうございました」
「ええ、承りました。お任せください。不肖アルフォンジーヌ・ノルニル、その役目を引き受けさせていただきます」
「……大変申し訳ございません。私としたことが、このような……。自分で自分が許せません……」
「さあ、義務を果たしてください。義務は果たされるべきなのです。約束は守られるべきなのです。責任を果たしてください。それがあなたの役目であり、あなたがその役目を全うするようにするのは私の役目です」
「お褒めに預かりありがとうございます。しかしながら、私などまだまだでございます。私がこうして職務を全うできているのは、ひとえに諸先輩方のおかげでございます。先輩方の丁寧なご指導・ご鞭撻があってこその私でございます」
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作者名:白銀刹那 | 作成日時:2022年8月4日 11時