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【個性】
名*
「高速思考」
説明*
目を大きく見開くことで、思考速度を大幅に早くすることができる。
例えば、「0.943×2.315」という計算式から「2.183045」という回答を導き出さなければならないとする。
正確な回答を導き出すまでにに経過した時間が、常人で1分、東大レベルの秀才で20秒であるとき、この個性の所有者が正確な回答を導き出すまでに経過した時間は、なんと1秒にも満たない。
しかしこれは、単純に思考速度が加速しているわけではない。
この個性の発動中のみ、所有者の思考回路の時間の進み方が変わるのだ。
先程の例で例えると、この個性の所有者(個性を使わない場合は常人であると仮定)が「2.183045」という回答を導き出すのにかかる実際の時間は、確かに1分なのである。
しかし、この個性の発動中は思考回路の時間の進み方が実際より速くなるので、思考回路では1分が経過していても、実際の時間は1秒にみたない、ということなのである。
キャパや弱点など*
所有者の体感時間の進み方は変わらず、思考回路の時間だけが変わる。
要は一人の人間の中に、異なる進み方をする時間が二つ存在するということである。そのため、所有者の時間感覚が狂うことが頻繁に起こる。
時間が実際より長く感じる・短く感じるはまだ良い方。酷いときは、少し眠るつもりだったのに1週間眠り続けてしまった。などということも。今までの最高記録は一ヶ月。
しかしこの弊害は、所有者にはどうしようもないものであるためタチが悪い。
加えて、発動時に瞳の色に変化が現れるため、個性を発動していると悟られやすい。
つまり、前線には絶対に出れないということである。まあ、元々前線で役に立つ個性ではないのだが……。
【コードネーム】
シャガ
【ヒーローのことをどう思っているか】
今時の子供には珍しく、一度も憧れたことがない。そもそも興味すらなかったとか。
テレビなどをあまり見てこなかったので、有名なヒーローの名前を全然知らず、かろうじてTOP3は知っている程度である。
【敵のことをどう思っているか】
社会不適合者。それ以下、それ以外の何物でもない。
今のところ身内などを傷つけられたこともないので、特に恨む理由はない。
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作者名:白銀刹那 | 作成日時:2022年3月23日 16時