地 獄 先 生 ま 〜 る 〜 6

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［ 丸山 side ］



丸「 あぁ！？

寝てもうた！？ 」


あぁー。 あほやぁ。


「 大丈夫です。 モナリザはずっとここにありました。 」


丸「 良かったぁ。 」


やっぱり、 モナリザなんか


「 でも、 なにやら外でまた何かあったみたいですよ。 」


廊下では、みんなが走って何処かに向かった。


俺は、ついていった。


丸「 律子先生 …、これは、いったい？ 」

高「 庭鳥小屋から、一羽残らず消えました。 」


小屋には、 １ みたいな 文字が赤色で書いてあった。


「 朝一に、三組の 安田 章大君が見つけました。 」


章大が …？


村「 やすの予言通りや。 」


大「 ひ、人食いモナリザのカウントダウンや。 」


そんなん ないんや。


高「 丸山先生、なんか違和感ありませんか？ 」


違和感…？


高「 昨日までの大掛かりな反抗とは明らかにスケールが違いすぎます。

これは、 明らかに妖怪の仕業だと思えないんです。 」


つまり …。


高「 夜、学校に忍び込んで庭鳥小屋の鍵ぐらい壊せると思うんです。

生徒にだってできます。 」


また、 ざわざわしはじめるみんな。


高「 章大君、 いつも 遅刻ギリギリでくるあなたが今日は朝一に、きてこれを見つけた。

どういうこと？ 」


まさか、 律子先生は、 章大を疑ってる？

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