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「嫌いだ！お前の事なんて！」
「アンタみたいなの弟じゃない！」
久々に感じる、その不快感に顔を顰める。
鼓動が早くなって、息苦しくなる。
酸素が足りないと頭がクラクラしてくる。
『…こうやって、傷付くのは僕だよ？
それでも、僕は…逃げずに立ち向かうの？』
僕の声で、そんな問いかけが聞こえてくる。
その質問に…僕は＿
「っー！は、はぁ…はぁ…」
煩く鳴る目覚ましの音に飛び起きる。
汗をかいていたのか、体がベタベタする。
久しぶりにこの夢見たなぁ。
やっぱり、優しい仲間に出会ってもトラウマは消えてくれないものなんだね。
「準備、しよ…」
朝食を作りながら、ふと考える。
多分、悪夢を見た理由は合唱祭だろうな〜？ 本番は明日で、今日は全てのリハーサルの日だから。
はぁ…今まで、口パクで通してきたけど、目立つ役でそれは出来ないからかな？
「嫌な予感する…」
そう呟いた声は、誰もいないキッチンの空気と同化して消えていった。
燐「おい、大丈夫か？顔死んでるぞ…そんなに嫌か？この衣装着るのって。」
学校について数時間。
リハーサルという事で衣装を着用中。
「別に、衣装はまだマシだよ。
けどね…僕、人前が死ぬほど嫌いでさ。」
正直、上手くいく気がしないんだよね〜と服を着替えながら笑う。
正直、外にも出たくない引きこもりの僕だからね。仕方ない事だよね。
燐「まぁ、大丈夫だろ。
お前はもっと自分に自信を持ってろ！」
くいッと帽子を直しながら燐が笑う。
お前は自信持ちすぎなんだよ…！と、言いたいが心優しいA君は黙っててあげます。
先生「お前ら着替えたか？」
「「あ、はーい！」」
先生…いくら男子と言えども替え中に覗きに来るの無理だわ。ノックしてくれ。
なんて呆れながら体育館へ行く。
僕らのクラスは…あそこの集団か。
先生「じゃあ、2人に着替えてもらったからな〜、一から通すぞ！」
はーいと、クラスの声が重なる。
ちなみに僕はトライアングルだっけ…？
まぁ、うん、それを叩きながら歌う。
てか、なんでリコーダーとか無いの！？
絶対そっちの方が安つくでしょ！
「はぁ…」
今日何度目か分からないため息を吐く。
好奇心で見られる目が痛い。気持ち悪い。
そんなにジロジロ見てくるなや！
この時に、僕は薄々気づいてたのかもしれない。この後…事件が起こるという事を。
ーー
続編前のシリアス(笑)
いつまでシリアスでいられるかな。
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ゆみか(プロフ) - 少年〇日の思い出が出てくるとは思ってなくて吹きました。後悔頑張ってください。 (2019年2月20日 16時) (
レス) id: bac69d1b88 (このIDを非表示/違反報告)
夜兎(プロフ) - 空蘭さん» 今日ですねww今から書いてきます！！深夜…起きてるはず！コメくれたら飛んでいきますねww (2017年6月16日 17時) (レス) id: 80a9ea3517 (このIDを非表示/違反報告)
空蘭 - すごく面白かったです！第二幕と新作も楽しみにしてます！また16日…今日だ？！��(ﾟДﾟ) あ、はい、今日の夕方(嘘です、深夜です)見に来ますね！ (2017年6月16日 13時) (レス) id: 3c4e6a513c (このIDを非表示/違反報告)
夜兎(プロフ) - カレンさん» そう言って貰えると嬉しいです！ショタは最高。可愛い最高← (2017年6月10日 17時) (レス) id: 80a9ea3517 (このIDを非表示/違反報告)
カレン - すごく面白いです！かわいい最高！ (2017年6月10日 16時) (レス) id: 21b0250908 (このIDを非表示/違反報告)
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