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僕の言葉を聞いて、
素っ頓狂な声をあげる燐。
えぇ…そんなに驚く事かなぁ？
燐「親から疎まれてる…それで、俺と一緒とでも言いたいのか？」
「っ…！ほら、お前のその顔。」
全てに絶望して、光が無い死人の目。
笑う事を忘れたような、無表情な顔。
全て、全てが…昔の僕そっくりで。
「虫唾が走る…！」
燐「…お前もどうせ哀れみの目で見るんだろ？
惨めだって、可哀想だって！」
流石に思わないよ…！
自分を哀れんでる事になるじゃん。
「はぁ…僕から言わせてもらうとね。
お前はまだ、間に合うよ？」
その言葉に、燐が驚いた表情で固まる。
お前は、親から愛されてないと思ってるだろうけど…僕は、愛されてると思う。
だって、家から追い出されてないじゃん？
だったらまだ愛されてるでしょ。
「親に、自分の気持ち伝えてみなよ。
それでも、何かされるんだったら＿」
燐「っ！…うるせぇ！知ったような口聞くな！何にも、何にも知らないくせして！」
僕の言葉を遮って、叫び散らす燐。
その姿は弱くて、恐怖に震えてる少年で。
いつもの怖いヤンキーの燐では無かった。
＿やっぱり、
自分から見栄張って…疲れただろうね。
「…皆、お前の事を裏で馬鹿にしたんだろ。
仲間だと信じたヤツとかも裏切って。」
燐「…そうだ。信じたヤツは、全員裏切った。だから俺はヤンキーの道に進んだ！そしたら、そしたら＿」
燐「「もう傷つかなくていいと思った。」」
僕と燐の声が重なる。
僕と燐は…逃げ方が正反対だね、笑える。
「…もう1度言う。親に自分の気持ちを言ってみろ。それでダメなら…僕の家に来たら？」
我ながら何言ってんだって思う。
けど…きっとコイツは愛されてるから。
燐「＿はぁ？」
「僕は、親に自分の気持ちをぶつけた。その結果が、コレだけどね。
でも…お前は分かんないだろ？
自分の親…信じてみたら？」
ダメなら僕の家に逃げてこいと言い、俯いてしまった燐を見つめる。
馬鹿みたいだなぁ…僕。
でも、昔の僕にならこの言葉が鍵だ。
昔、僕が1番求めてた言葉だから。
燐「…聞いてくれると思うか？俺の親は。」
「うん、しっかり聞いてくれるよ。」
燐「…そうか。そうだな。
俺、最後に信じてみようと思うよ。親の事。」
「…それがいいよ。」
スッキリした顔で笑う燐。
そ演技をしていた燐の姿は…もう無かった。
ーー
歌い手要素が無い！ゴメン！
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ゆみか(プロフ) - 少年〇日の思い出が出てくるとは思ってなくて吹きました。後悔頑張ってください。 (2019年2月20日 16時) (
レス) id: bac69d1b88 (このIDを非表示/違反報告)
夜兎(プロフ) - 空蘭さん» 今日ですねww今から書いてきます！！深夜…起きてるはず！コメくれたら飛んでいきますねww (2017年6月16日 17時) (レス) id: 80a9ea3517 (このIDを非表示/違反報告)
空蘭 - すごく面白かったです！第二幕と新作も楽しみにしてます！また16日…今日だ？！��(ﾟДﾟ) あ、はい、今日の夕方(嘘です、深夜です)見に来ますね！ (2017年6月16日 13時) (レス) id: 3c4e6a513c (このIDを非表示/違反報告)
夜兎(プロフ) - カレンさん» そう言って貰えると嬉しいです！ショタは最高。可愛い最高← (2017年6月10日 17時) (レス) id: 80a9ea3517 (このIDを非表示/違反報告)
カレン - すごく面白いです！かわいい最高！ (2017年6月10日 16時) (レス) id: 21b0250908 (このIDを非表示/違反報告)
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