60ページ ページ24
さぁさぁ、久しぶりの学校だよ。
だるいね、帰りたいね。帰ろっか。
「オアシスへ旅立ってくるわ。」
燐「そのオアシスには、悪魔が3人は居ると思うぞ。止めとけ。」
そう言って、冷静に返答してくる燐。
こいつ、僕の扱いに慣れてきてる…!
てか、何でオアシスで通じるんだよ!?
「はぁ…帰りたいぃ!」
燐「気持ちは分かるけどな〜」
なんて雑談してると、数人で固まっていた人達の声が聞こえてきた。
うるさっ!何騒いでるんだよ!
あの人達って確か、歌い手好きの集まりでしょ?だから、怖いんだよな〜。
「そう!crossNaitoって言うユニット!After the Rainとコラボ曲出しててさ〜!」
「ゴフッ…!」燐「ンッン゛!!」
怖いと思った瞬間に本当に怖い事が起きたね。見事なフラグ回収乙です、Aさん。
燐がゴホゴホと咳き込んでるのを見て、優しく背中を摩ってあげる。
「知ってる!聞いたー!まふさんと夜狐さんが一緒に歌ったところ良いよね!」
「それも良いけど、そらるさんとLinkさんのところの方が私は好きだな〜!」
え、ちょ止めて。ここで語らないで!
羞恥心で死にたくなるから!止めて!!
ほら、燐の顔真っ赤だから!かなり恥ずかしそうだから勘弁してやってよ!
燐「無理すぎ…恥ずいわ…」
「ヤバイ…」
そう呟いても、語りは終わらない。
嫌でも耳に入るんだよ…!止めてよ!
「あ、私ね!夜狐さんのライブ写真持ってるんだ〜プリントアウトしてね〜」
そう言って、取り出していたのは変装している僕のライブ映像の写真。
ご丁寧にプリントアウトされてる。
あぁぁぁぁ!!捨てて、燃やして!
何で持ってきてんの!恥ずかしい!
燐「…ドンマイ。」
「無理…僕の心、粉砕骨折した。」
燐「ほら、元気だせって。帰りに1本うまい棒買ってやるから。」
「僕への慰め10円とか酷くない?」
そんな事言ってると、ガラッと乱暴に扉を開けて先生が入ってくる。
あ、もう授業始まる時間か…!
燐「やっべえ…じゃあな!」
そう言って、席へ戻る燐を見送る。
さーて、英語の勉強道具を出して、シャーペンの芯とかを確認して_
そして、真面目に授業を_
受けません!英語なんて僕には無理だ!
寝ます!おやすみなさい!
ーー
この後、日付が出席番号という理不尽な方法で当てられていました。燐が。
燐「え、えーと…えーと…」
「( ˘ω˘ ) スヤァ…」
368人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜兎(プロフ) - あるとさん» 本当にすみません…!新作も宜しくお願いします。 (2017年10月2日 16時) (レス) id: 80a9ea3517 (このIDを非表示/違反報告)
夜兎(プロフ) - 環さん» ありがとうございます!次の作品も宜しくお願いします! (2017年10月2日 16時) (レス) id: 80a9ea3517 (このIDを非表示/違反報告)
あると - 完結しちゃうのはちょっと寂しいですが、新作も楽しみに待ってます!d(`・ω・´) (2017年10月2日 0時) (レス) id: fbac877c9f (このIDを非表示/違反報告)
環 - お疲れ様でした!!次の作品も楽しみに待ってますね!^^ (2017年10月1日 21時) (レス) id: 834aee8f4f (このIDを非表示/違反報告)
あると - 男主が大好きな私にはぴったりの作品でした!w面白かったです!更新待ってます! (2017年9月18日 22時) (レス) id: fbac877c9f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ