事故死 ページ2
〜Aside〜
ドンッ
私が最後に見たのは、私と私の半身である最愛の妹を轢いた赤信号無視のトラックだった。
?「………ちゃん………お姉ちゃん!?」
A「っ!」
誰かの声を聞いて目が覚めれば、目の前には私とそっくりの顔の妹のサキがいた。
サキの顔や見える範囲の服の中にはたくさんのアザ。
A「サキ………無事だったんですね。それよりそのアザは………。」
サキ「お姉ちゃんこそ………せっかくの綺麗な白い肌がヤバイぐらいにカラフルだよ。」
サキに言われて見てみれば、確かに私もサキと同じで体中アザだらけだった。
?「………本当にごめんね。」
サキ「あんた、誰?」
A「サキ、失礼ですよ。」
サキ「お姉ちゃん、さがって。」
目の前にいるのは、銀髪の青い目の男の子だった。
神「僕は………人間で言うところの『神様』ってやつ。」
サキ「なに、それ。新手の宗教?悪いけど、宗教勧誘なら他を当たってくれない?」
神「うん。文句はあとで聞くね。早速だけど、君たちは死んじゃったんだ。本来の寿命を終えずに。だから、君たちにはこれから別の世界に言って、生きてもらうことになるんだ。」
サキ・A「………は?」
うん。どういうことなんだろ?
サキ「ちょっ、どういうことよ!」
A「ちょっと意味がわからないのですが………」
神「あー。君たちはライトノベルって読む?『転生』とかああいうの。」
A「一度死んだ記憶を持ちながら、また赤ん坊からやり直しってことですよね?」
神「君たちには、あの小説で言う『トリップ』ていうやつで行ってもらう。行ってもらう世界は『名探偵コナン』の世界。」
『名探偵コナン』………私もサキも読んでいて、推しも結構いる世界か。
でもあの世界って………。
サキ「いや、あの世界読む分には良いけど、死亡フラグがわんさかあるじゃん。なに?あんたは遠回しに私達に『もう一回死ね。』って言いたいの?」
神「あ、もちろん君たちには補正をつけさせてもらうよ。念じてみて。」
補正って………よくあるチートとかああいうの?
A(どうせなら機械関係に強くなりたい………ロボットとか作ってみたいし………)
サキ(私はお姉ちゃんを守れるように身体能力向上とか強化系ね………お姉ちゃんはたぶん機械とか知識とか選ぶでしょうし。あ、あとお姉ちゃんに『愛され補正』をつけてくれないかな?モブに愛されているお姉ちゃんを見るのはムカつくけど、キャラ×お姉ちゃんは断然興奮する。)
A(なにか良からぬこと考えているわね。)
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ロア - こういうのめちゃくちゃ好きなんだよね〜 (2022年9月13日 20時) (レス) @page7 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
小説ワンコ(プロフ) - セーラさん» コメントありがとうございます (2021年9月10日 9時) (レス) id: 0ce27e24b5 (このIDを非表示/違反報告)
セーラ - とっても面白かったです!続き待ってます! (2021年9月8日 14時) (レス) id: 837a48d132 (このIDを非表示/違反報告)
小説ワンコ(プロフ) - ゆゆゆさん» 感想ありがとうございます (2020年5月31日 9時) (レス) id: 880f149554 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ - クォレは全裸待機ですわぁ、、、 (2020年5月31日 8時) (レス) id: 8453f4e175 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小説ワンコ | 作成日時:2020年2月2日 23時