病院 ページ22
ASide
医師「…風邪ですね。」
『あ、はい。』
医師「一応薬出しときます。」
『ありがとうございます』
医師「以上ですね。お大事に。」
『ありがとうございました。』
…風邪。
絶対濡れた制服のせいじゃん。
お医者さん2.3日は安静にって言ってたけど…
ついてないな〜。ほんと。
なんて思いながら家に帰る。
寝よう。寝よう。そうしよう。
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シルクSide
隣の席が寂しい。
マサイ「どしたの？シルク」
シルク「いや、隣の席が寂しいなって」
マサイ「風邪だってさ」
シルク「ぜってぇ濡れた制服じゃん」
ダーマ「まぁ、濡れた制服に着替えるのも無理ないが。」
ぺけ「うん。信頼してた人達にあそこまで言われたらねぇ。」
改めた俺は最低だと思った。
シルク「俺、やっぱAとBたちに言ってくるわ。」
マサイ「なんて言うんだよ。」
シルク「俺らはあいつの仲間なんだ。だからいじめんのやめるって。」
ダーマ「それが1番かもな。」
ぺけ「それ言ったら放課後みんなでAの家にお見舞い行こっか！」
シルク「そーだな」
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
シルク「おい、A、B。」
女子Ａ「な、なに？」
ダーマ「俺ら、あいつのこと大事に思ってっからさ。」
マサイ「いじめんの辞めるわ。」
女子B「は？じゃあ、私たちがするよ？いいの？」
ぺけ「どーぞ？その代わり自分に返ってくるけどね〜」
女子2人「っ…。」
シルク「まぁ、お前ら全員俺らFischer'sに関わんな。」
ぺけ「言ったねぇ〜！」
ダーマ「これであいついじめるやつはいなくなっただろ。」
マサイ「だな。」
よし、昼休みにみんな集めっか。
シルク「昼休みにFischer's集めるから、言っといて」
マサイ「了解」
ダーマ「めんどくせぇー」
ぺけ「はーい。」
…あいつを守るため。
…A。守り抜くから。
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作者名：ななさん | 作成日時：2018年2月18日 0時
