噂の強い人達【Fischer's】 (ページ17)

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交番ページ17

ASide

警察「んで、なんで濡れているの？」

『えっと、手洗ったらバシャーってなって。』

警察「着替えは？」

『…ないです。』

警察「ここの奥に着替え室があるからそこで着替えなさい。」

『えっと、家まで近いんで、大丈夫です。』

警察「いや、風引くから。」

『いえ、大丈夫ですよ

じゃ、失礼します。』

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

はぁー。

…なんかショックというか～。

んあ、あれって…

シルク達？それに…女子7人？

…大人数だなぁ。

ってシルクたちの顔が険しくないか？

シルク「いい加減にしろよ。こっちの気にもなれよ。ほんと。」

ンダホ「ほんとにそれ。」

…私の…悪口？

違うよね？大丈夫…だよね？

ザカオ「もう嫌だよ。」

ザカオが泣きそう。

みんなどうしちゃったんだろう。

ぺけ「もう少しの辛抱だから。ザカオ。」

ザカオ「うん…」

なんか話してるらしい。

でも自分がいるべきじゃないと思ったから。

逃げる！

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ…

はぁ、はぁ、げほっ。

あれから結構走った。

もちろんさっきのグループは見えなくなっていた。

ここまで来れば安心。よかった…

ふと思い出す皆の冷たい視線。

私、Fischer'sか脱退した方がいいのかな。

つい最近入ったばかりのグループチャット。

グループチャットは抜けておこう。

きっと皆が助けてくれる。

…信じてるんだ。