着替え ページ16
ASide
シルク身長ちっさいのにパーカーとジャージの下大っきいな〜。
ぺけも細いのにシャツこんなにぶかぶか。
ダーマのハンカチ。可愛い。
皆。意外すぎる。
まあ、借りれただけましかな〜
早く戻らなきゃ授業はじまっちゃ…
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
( ˆPˆ )/終わった。( ˆPˆ )/
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ
『遅れました〜！！』
先生「遅い！早く席につきなさい。」
『ごめんなさーい。』
先生「じゃあ続きするわよ。P51開いて〜」
シルク「お、大丈夫か？」
『一応。ありがとうね。』
ダーマ「良かった。もうそのハンカチやるよ。」
『…ありがとう笑』
ぺけ「怪我はない？大丈夫？」
『大丈夫だよ！怪我ないよ！』
マサイ「不幸中の幸いだな。」
『本当それ。』
なんてへーきな顔して言ってるけど、
内心すっごく傷ついてて、
足首がものすごく腫れてる。
何故かって？
自分の服から落ちた水で滑ったからさ！
(ただのドジ。)
まあ、皆にバレなきゃいいんだけど！
──❀──✿──❀──✿──❀──✿──❀──
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
やっと帰れるっ！
『皆！かえ…。』
皆が冷たい目で見てくる。
シルクに至っては私の事を睨みつけてるような。
『ど、どしたの？皆??笑』
怖い。
『何かあったの…？笑
あ、さては、新しいゲームだね？』
シルク「お前さ、なんなの？」
思考が追いつかない。
『え？シルク？』
どしたの？
皆。
ンダホ「あんまり言いたくないんだけどさ、ずっと付きまとわないでくれない？」
え？
ンダホまで。
どして？？？
モトキ「ほんとに良くわかんないね〜。」
ダーマ「一緒に帰ろとか何？」
モトキにダーマまで。
ﾊﾞｼｯ
シルクに貸してもらっていたパーカーを投げて屋上に上がる。
まだびしょびしょな制服に着替えて
皆の場所に戻る。
借りてた服と貰ったパーカーをみんなの前で投げ捨てる。
『仲間ってなんなの。』
溢れ出しそうな涙を堪えながら走る。
走って走って走り続ける。
気付けば…やべ、交番の前じゃん。
服濡れてるから絶対連れ…
警察「そこの君」
『げっ。な、なんですか』
警察「交番まで来てくれるかな？」
『えっと、急いでるんで』
…。うわあああ。
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作者名：ななさん | 作成日時：2018年2月18日 0時
