込められた思いは ページ3
(続)※8/8修正
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______
この世界のこと・・・？私の過去・・・？？
どうして今、そんな事を・・・・前から気になってたけど、この子は一体・・・いや、気になる事は山程あるが、今は置いておこう。それより・・・
『あれじゃないなら・・・じゃあ、一体何なの？
貴女が私に云った狙われてるっていうのは、太宰さんのことだったんじゃないの？』
私の問いかけに少女は固く口を閉ざして答えない。
・・・だが、少ししてその重そうな唇を動かし、こう云った。
「・・・直に判る。��それ��が来るまで、貴女は
他人の事より、自分の事を気にするのね」
『っ・・・』
彼女は、そうして本を開いたまま椅子から立ち上がり、私に背を向ける。
引き止めなければ、恐らく前の様に私はこのまま
夢から醒めるだろう。
でも・・・
______待ってよ。
��それ��って何？
次に何があるの？
貴女は一体______どこまで知ってるの？
聞きたい事は沢山あるのに、喉に
だがその時、頭の中に��ある記憶��がよぎった。
______《おかあさん・・・どこ！？おかあさん！！》
______《優花・・・母さんは、もう・・・・・》
・・・あぁ、何だ。
��あの時��と同じじゃないか。
本当に莫迦だなぁ・・・私。
また繰り返してる。
______何故このタイミングで、その記憶がよぎったのか、私にもよく判らない。
だが、その記憶が私を謎の恐怖から奮い立たせた。
______何にも変わってない、変えれてない。
____でも、もうそういうわけにはいかないんだよ。
______変わらなければ、変われなければ。
______前に進めない。
『それはできない』
「・・・え？」
今まで何も云わなかった私が、予想外の返答をした事に驚いたのだろうか。
少女は立ち止まって振り返り、私を見た。
「貴女・・・自分が今、何を云ってるのか判って___」
『危険だって云いたいんでしょ？そんなの、この世界に来た時から覚悟はしてる。・・・それに』
私はそうして、一歩前に出る。
忘れていたが、この子は初めて会った時、何故か私の過去を知っていた。
なら判るだろう。
『もう私は・・・失いたくない』
この言葉に込められた、私の思いが。
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ただの本好き(プロフ) - 番外編を作りました。宜しければリクエストご応募下さい！ (2019年2月18日 16時) (
レス) id: 1d708256dc (このIDを非表示/違反報告)
Toua(プロフ) - 私は太宰さん！あと、ドストエフスキーさんとか、中也も大好き！賢い所とか強い所に惚れちゃったです(////∧////) (2018年12月5日 0時) (レス) id: 704eb57210 (このIDを非表示/違反報告)
ただの本好き(プロフ) - Touaさん» お返事遅くなって申し訳ございません・・・！そうですね、文ストのキャラは皆魅力的なのでとても迷いますが・・・選ぶなら新旧双黒ですね。あの四人のやり取りが面白くて好きです。Touaさんは？ (2018年12月4日 19時) (レス) id: 1d708256dc (このIDを非表示/違反報告)
Toua(プロフ) - ただの本好きさん» 確かに、双黒の戦闘シーンとかは最高ですね！ただの本好きさんの推しは誰ですか？ (2018年12月3日 21時) (レス) id: 704eb57210 (このIDを非表示/違反報告)
ただの本好き(プロフ) - Touaさん» 私は全部好きです。アニメでは確かに漫画や小説ではある所が省略されてしまうけど、声があるし戦闘シーンでは絵や文章では味わえない迫力がありますから！ (2018年12月3日 20時) (レス) id: 1d708256dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ただの本好き | 作成日時：2018年11月4日 14時
