送り込まれた先のセカイ。3 (ページ36)

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もういっそうぇーいとかにすっかタイトル。(※本編です！！) ページ36

2D「三回分くらい前からタイトル狂ってないか？」

3D「最近気づいたんですよ、

たまにタイトルが被ってることに。」

2D「致命的。」

～本編～
「3Dさん！3Dさん！」

ん…。この声。

ぼやけた視界には天井と白いパーカー。

2D「3D…？…っ！！」

戻ったのか…！
体を起こすと、頭に激痛が走った。

3D「あ、無理して起きないで下さい！」

あー…。ナイトメアにやられたとこか。
まあ頭は痛むが動けない程ではない。
よっ、と布団から起き上がる。

3D「包帯…？何があったんですか？」

2D「ナイトメアにリビングから天井まで吹っ飛ばされた、というか丈夫すぎやしないかこの体。」

3D「まあそうですねw」

そのくせ体力はないというアンバランス。設計ミスだろこれ。

ガチャッとドアが開けられる。入って来たのは…

ｸﾛｽ「2D起きたか。お前2日寝てたんだぞ？ん、3D！？」

クロスだ。

3D「お邪魔してます！」

2D「2日…。」

いや、永眠しておかしくないと思うが。

ｸﾛｽ「全く、エラー先輩はすぐ起きたのに…。お前も脆いとこあるんだな。世話すんの面倒だし、ナイトメア先輩はまさか気絶すると思ってなかったから慌ててたし。」

2D「いやそれここの基準がおかしいんだろ。って、ナイトメアが慌ててたのか？」

それはちょっと、いや、かなり面白い。

ｸﾛｽ「ああ、邪魔だしな。まあとにかく二度と墓を掘らせるような真似はさせんなよ。」

邪魔な意味でかー。

…え、俺墓掘られてた？

3D「まあそれは置いといて！せっかく戻ったし皆さんと遊びたいです！」

2D「あんまり置いといてほしい内容じゃなかったけどな。」

ｸﾛｽ「まあグチグチ言ってもしょうがないだろ？リビングにでも行こうぜ、たぶん誰かいるだろ。」

3D「インクさんとかいないかなー。AU周ってみたい…。」

ｸﾛｽ・2D「インク出禁。」

3D「え、そうなんですか！？
じゃあ…ナイトメアさん…は、たぶん相手にしてくれませんよね…。エラーさんは…面倒って言いそうですけど…駄々こねたらワンチャンス…！」

などとぶつぶつ言い始める3D。

ｸﾛｽ「…UNDERTALE用のポータルなら、庭に開いてる。」

見かねたようにクロスがボソッと告げる。

2D「え、初耳なんだが。」

ｸﾛｽ「はぁ？庭掃除…は、やったことなかったか。」

2D「ないな。」

ｸﾛｽ「あ、それでか。」

ポータルの有無の話をしていると、

3D「…自分、UNDERTALE、行けるんですかね…。」

不安気に3Dが呟やいた。