退行前の ページ27
クロス「非常識にも程がありますよね?キラー先輩。」
キラー「はーい…。」
ナイトメアたちは戻らないわ、庭に臭いが充満するわおまけにアジトにも臭いがなだれこんでくるわでふんだりけったりな結果を見たあとにまあ主に提案者(キラー)と止めなかったホラーとマーダーとインクと俺がアジトのリビングで説教を受けているこの状況。
キラーはともかく、なんで俺らまで正座してんだ。
3D「クロスさん怒ると割と怖いですね…。」
インク「でしょー?」
クロス「インク何言ってんだ?」
インク「な、ナンデモナイヨー。」
インクが汗だくになっている。インクでさえ恐怖対象なのか…。
ま、俺もこれ以上怒られるのは勘弁だからな、黙っとくが。
ナイトメア「ん…?」
説教をくらっている俺らを見て、ナイトメアが何かに反応した。
3D「どうしました?」
ナイトメア「ん〜。何か既視感があるような気がしたんですが…。気のせいでしょうか…。」
それって…!
3D「怒ってるクロスさんがですか?」
ナイトメア「はい。」
…記憶が、混濁してるか薄くなっているだけでどこかで覚えている、ということか?
ドリーム「う〜ん、僕は分からないけどね…。あ、でもそこの…インクくん?だっけ?はなんか見たことあるような気がしてたよ!」
ドリームも…!
インク「本当っ!?」
クロス「何話してるんですか?」
インク「あのねっ!僕たちナイトメアとドリームをどうしても戻したくて…!」
クロス「それはさっきキラー先輩から聞いた。」
インク「ショック与えればなおるかなってことで」
クロス「そこの事情も聞いた。というか俺らの話をインクは聞いてなかったのか?」
インク「忘れた!」
呆れるクロスに向かって黙っていたホラーが言う。
ホラー「まあ…その、どうしてもナイトメアたちを戻したいんだ。クロスもなんか無いか…?」
クロス「えぇ…。いきなり言われてもですね…。」
2D「というか今、クロスとインクを覚えてるみたいなこと言ってるが…?」
キラー「ええ!?そうなの!?」
ドリーム「うん。」
マーダー「これどうすればいいんだ…。」
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作者名:rowel | 作成日時:2022年3月11日 0時