送り込まれた先のセカイ。3

朝 ページ22

2D視点です！

とまあ…そんなこんなで眠い夜が明けた。

2D「少ししか…寝れてねえ…。」

3D「どうせ見えないんですし、もう一眠りさせて頂きましょうかね…。」

隣で目をこする3Dがあくび混じりに言う。

2D「ナイトメアと…ドリームには見えてただろ…行かないとバレるぞ…。」

3D「あ…そうでした…。」

と、会話もそこそこに布団から出て、ドアを開け、廊下に出る。

リビングを見下ろすと、朝食はまだなのか、ホラーが何かお菓子のようなものをつまみ食いしているのが見えた。
あーあ、ソファーで寝てるよクロス…。大丈夫かあれ…。

とりあえず、起きているホラーに声をかける。

2D「ホラー。おはよう。」

ﾎﾗｰ「お、おはよう。昨日寝れたのか？随分眠そうだが。」

2D「ああ、色々あって…。あ、そうだ、ホラーもナイトメアとドリームの面倒見る係にされてたけど大丈夫か？」

ﾎﾗｰ「そうなのか？…んー。あんまり向いてないと思うが…。」

まあ確かに、頭割れてるやつなんて子供からしたらトラウマものだろう。だが。

2D「マーダーとキラーよりかはマシな気がしてならない。」

ﾎﾗｰ「はは、あいつらも就任させられてたのか。」

2D「あいつらなんかぶっ飛んでるからな〜。ホラーが頼りだったんだが…。」

ﾎﾗｰ「まあやるだけやるさ。なんとか怖がられないようにするし。」

割と乗り気らしい。頼もしすぎる。

2D「ありがとな。」

ﾎﾗｰ「おう。」

なんだこの溢れるお兄ちゃん感は…！
と、思ったがよく考えたらここにいるやつ大体お兄ちゃんだった。悲報なんだか朗報なんだか。

そうこうしているとほとんどの闇AUが起きてきた。

ｷﾗｰ「お腹すいたぁ…。」

ﾏｰﾀﾞｰ「…眠い。」

ｴﾗｰ「作るから、ちょっと待ってろ。」

ｸﾛｽ「あ〜！！ホラー先輩、何袋食べたんですか！？」

ﾎﾗｰ「ん〜、ファミリーパックを…確か、5袋くらい開けたな。」

朝からか！？

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