送り込まれた先のセカイ。3

違い ページ16

ﾅｲﾄﾒｱ「・・・。」

3D「ん…。あれ、ナイトメアさん…ドリームさん…？」

2D「分かるのかよ。」

ｷﾗｰ「え、何あれめっちゃ静かじゃん。」

ﾏｰﾀﾞｰ「気味悪いくらい静かだな。」

ｲﾝｸ「うーん、本来あれなんだろうねぇ。君らが対峙してたの500歳だし。」

500？

3D「2Dさん、500歳って何歳ですか…？」

3Dがバグった。

ﾅｲﾄﾒｱ「ねえ、そこの浮いてるひと誰…？」

ﾄﾞﾘｰﾑ「あ、僕も気になってた！」

3Dに兄弟が反応した。

3D「！…見えるんですか？」

ﾅｲﾄﾒｱ「うん。」

ﾄﾞﾘｰﾑ「ねえねえ！何で顔隠してるの？」

3D「う…えと…。」

ｸﾛｽ「急に見えるようになったんですね…。」

ｴﾗｰ「どういうことだろうな。」

ｲﾝｸ「まあ良いじゃん！」

ﾎﾗｰ「眠い…。」

2D「そういえば起こされたの4時頃で、今は…7時！？」

ｴﾗｰ「じゃあインクが突撃してきたのが5時位か？…いや明らかに早すぎんだろ。」

ｲﾝｸ「え、呼ばれたから来たんだけど。」

ｴﾗｰ「誰も直に呼んでねえよ！！ていうかなんで分かったんだよ！？」

ｲﾝｸ「ちょうどこの辺りパトロールしてたから…。」

ん？何か若干目をそらしたような…。

ﾏｰﾀﾞｰ「…ドリームが小さくなったのにか？」

ｲﾝｸ「・・・。」

ｷﾗｰ「あ〜。インクも気になってたんだね、ナイトメアのこと。で、ここに入る隙を探してた、と。」

ｲﾝｸ「もう！そんなことはどうでもいいよ！！それよりほら、戻すのが先決でしょ！？」

ｴﾗｰ「まあそうなんだけどな？」

ﾎﾗｰ「言動怪しい…。」

2D「挙動不審守護者…。」

ｷﾗｰ「略して不審者。」

ﾏｰﾀﾞｰ「おまけに建造物侵入罪もいれとこうぜ。」

ｲﾝｸ「酷い言われようだね！？」

ｴﾗｰ「まあそうなるよな。」

ﾏｰﾀﾞｰ「間違ってないだろ？」

などと不毛な会話をしていると、

ﾄﾞﾘｰﾑ「ねえねえ！これもこもこ！」

ﾅｲﾄﾒｱ「ほんとだ…！」

ｸﾛｽ「は、離して下さい…。」

どうやら今度はクロスのフードに兄弟が食いついたらしい。

あれ、3Dは？

3D「ふー、危なかった…。」

2D「あれ、どうやって抜け出したんだ？」

3D「紙剥がされそうになったのでうつ伏せで死んだふりしたらなんとかなりました！」

2D「そんな最悪な対処法聞いたことねぇ…。」

一時解散→←誰？

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