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高専に来てしばらく経った。
未だにクラスメイト2人との関係は、良好とは言えなかった。
___たまに、廊下ですれ違うことがある。
そんな時は決まっていつも、
ふざけ合っていたように聞こえるにぎやかな話し声が、
お互いを信用しきっているとしか言いようの無いほどの笑い声が、
僕の周囲で、途端に止む。
目に見えて分かる、”拒絶”
大丈夫、関係ない、彼らと僕は無関係だ、心の中ではそう呟く
______否、言い聞かせている。
が、それも彼らの鋭い視線を受けると、儚く崩れ落ちる。呼吸が乱れる。
......心底耐え難い屈辱であった。
さて、干渉に浸っている暇など、今の僕にはない。
夜蛾学長が待つ空き教室に向かって足を動かす。
静かな廊下に響く自分の足音が、その小ささが、情けないなと自尊心を刈っていく。
空き教室の扉を軽く小突く。
『夜蛾先生、工藤です』
「あっどぞ〜、入って入って」
五条先生の声......？
疑問に思いながらも扉を開けると、そこは教室と言うより応接室のようだった。
ローテーブルを挟んで、革製のソファが四つ並んでいる。
『すみません遅くなりました、えっと...』
「悪いな工藤、コイツがどうしてもと言うから連れてきた」
『......はい』
呼び出された理由について詳しく聞かされていないため、よく分からないが。
夜蛾学長と五条先生を正面に、向き直る。
「あ、いいよ座って」
『失礼します』
ソファに腰かけて、ちらと前を見ると、五条先生にまじまじと見つめられた。
『......五条先生？』
「ねえA、君さ、ちょっと良い所の息子？」
『えっ』
『とんでもないです。五条先生こそ、名家のご出身だと先の授業でお伺いしておりますが......』
五条先生は、んーっと考えるような仕草をして言った。
「いやーやっぱり。なんか質問に対して答えがうますぎるって言うか、言われ慣れてるっていうか...」
もう一度、うーんと唸る五条先生。......そんなに見ないで頂けますか。
「もういいだろ悟、本題に移るぞ」
『あ、はい』
「うーんうーん......」
また、心臓が高鳴る
出てけ？
迷惑だ？
死刑が決まった？
一体何が______
ごくりと喉を鳴らすと、夜蛾学長が口を開いた。
「お前、戦わないといけなくなったぞ」
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國廣 - ありさんさん» 返信できました！助かりました笑！！大好きだなんてそんな、嬉しいじゃないですかー！！面白いって言っていただけてやる気出ました！ありがとうございます！！！ (3月26日 1時) (
レス) id: f6d4302edd (このIDを非表示/違反報告)
國廣 - 炭治郎の爪になりたいさん» すいませんめっちゃスランプでしたー！！今までの分取り返せるよう頑張りたいです！！それとヒロアカの方も！？本当嬉しい、ありがとうございます！！！ (3月26日 1時) (レス) @page20 id: f6d4302edd (このIDを非表示/違反報告)
ありさん - すっごく面白いです！！！あなたの描くお話が本当に大好きです！！！いつも面白い作品を描いてくださってありがとうございます！！！それと、返信はコメントの後ろに書かれたレスという青文字を押すとできますよ！！ (3月20日 17時) (レス) @page15 id: 3426d1a1ea (このIDを非表示/違反報告)
炭治郎の爪になりたい(プロフ) - とてもいい所で止まっていて続きが気になります！ヒロアカの方も読ませていただいてます🙇🏻♀️更新頑張ってください！ (3月15日 2時) (レス) @page20 id: 31c5d01b1e (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください٩(^‿^)۶ (1月6日 15時) (レス) @page16 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：國廣 | 作成日時：2023年8月18日 0時
