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誰かに伝えなくては......そうだ、五条先生!!
呪詛師の男が居なくなったのを見計って、僕は急いで校舎へ向かった。
『っはぁ、はあ、なんだコレ......!どういう状況!』
ドプドプという音と共に、徐々に空が黒く染まっていく。
......これが帳。
話では何度も聞いたことがあるけれど、実物を見るのは初めてだった。
漆黒く、恐ろしい
「”帳”!?なんで今!?」
『!そっちか......!』
虎杖くんの声。
「五条!!”帳”が下りきる前にアンタだけ先行け!!」
歌姫先生も......
そして____”五条!!アンタだけ先行け”
『___五条先生もいる』
だけど、先生たちももう帳に気付いているらしい......
そうなれば僕はそちらに向かう必要はないハズ。
足手纏いにならないように身を潜めるべきか、術師の援護に回るか......
『っは......はぁ、は』
エプロン姿の男を視界で捉え、石階段を一段飛ばしで下る。
いや、とにかく今は情報を得たい。
ウタヒメ先生とやらと、合流して話を聞こう。
「おいおいおいおい!!五条悟いねぇじゃん!!......あの生臭坊主、騙しやがったな」
クソ、なんで僕がこんな目に......最悪だ、呪術師ってヤツらは。
『あぁ、もう......!』
『御二方!!五条先生からの伝言です!!』
『五条悟はこちらに出向く気はないそうです、こちらが不利になるまでは!!』
「はあ!!?」「なんじゃって!!!」
そう、貴方たちは信じなくていい。
これはデタラメだ。
「なに言ってるの君、確か工藤君よね?五条は____!!」
『歌姫先生ですか』
「__っええ......そうよ!一体どういう事!?」
「あー?誰だコイツ......やっぱあの坊主、俺にウソ教えたんだな......!?クソぉ」
男の隣を駆け抜けて、巫女姿の女性に耳打ちした。
やっぱり、この人が歌姫先生......
『すみません、今のは嘘です』
「ちょっと、なんなのよ君は!!」
『シッ』
男に聞かれないように、との念を送って説明をする。
歌姫先生は眉を顰めながらも、僕の話に耳を傾けてくれた。
『貴方は、強いですか?』
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P.S.國廣
舞さーん!ありがとうございます、ちゅっちゅ!!()
休み明けのテスト期間で、気付くの遅くなってしまってぇ......ちくしょう.......
でも見た瞬間、うおおお!やるぞー!!ってなりました笑
更新頑張ります!!
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國廣 - ありさんさん» 返信できました!助かりました笑!!大好きだなんてそんな、嬉しいじゃないですかー!!面白いって言っていただけてやる気出ました!ありがとうございます!!! (3月26日 1時) (レス) id: f6d4302edd (このIDを非表示/違反報告)
國廣 - 炭治郎の爪になりたいさん» すいませんめっちゃスランプでしたー!!今までの分取り返せるよう頑張りたいです!!それとヒロアカの方も!?本当嬉しい、ありがとうございます!!! (3月26日 1時) (レス) @page20 id: f6d4302edd (このIDを非表示/違反報告)
ありさん - すっごく面白いです!!!あなたの描くお話が本当に大好きです!!!いつも面白い作品を描いてくださってありがとうございます!!!それと、返信はコメントの後ろに書かれたレスという青文字を押すとできますよ!! (3月20日 17時) (レス) @page15 id: 3426d1a1ea (このIDを非表示/違反報告)
炭治郎の爪になりたい(プロフ) - とてもいい所で止まっていて続きが気になります!ヒロアカの方も読ませていただいてます🙇🏻♀️更新頑張ってください! (3月15日 2時) (レス) @page20 id: 31c5d01b1e (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください٩(^‿^)۶ (1月6日 15時) (レス) @page16 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:國廣 | 作成日時:2023年8月18日 0時