少年院出身系呪術師【男主】

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「ええ！！」



虎杖くんの声で、ハッと我にかえる。「え！お前犯罪者なの！？」

『え...うん』無実だ、冤罪だ

...口にはしないけれど。



「えええ〜...？」あごに手を当てて顔を覗き込んでくる。

『なん、ですかっ』




「悪い奴には、見えねンだけどなぁ〜...」

『え..』

「ほら顔！カワイーし！！な伏黒」

「え...俺...は、」



伏黒くんの方に目をやると、ビクっと肩を揺らして目を逸らされる。

怖がられているのだろうか。というより、嫌われてる？のか...



「ッチ......もういいだろ虎杖」

「？おー...」


伏黒くんに、ギッと睨まれ萎縮する。



「おい少年、でお前は結局何ができるんだ？」喋っているパンダに言われる。

『......何も』

「はあ？」

『僕は術式を持ってないので...』




本当無能にも程がある。自身に”最低だ”とふだを討つ。







「ふ〜ん......？謎めいたヤツだなぁ〜...」

「高菜ぁ...」

「まぁいいじゃん先輩たち！！とりあえず___」








「よろしくな！！工藤！！」






虎杖くんの明るさに救われる。








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