幽霊先生【合作】 (ページ8)

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７,図書館　玲莉ページ8

次の日＿＿。
「秀霊を成仏させるには、どうするべきかな？」
　私は、深川君に言った。
「橋本。ここでする話じゃないだろ」
　深川君は、迷惑そうに言う。
　確かにそうだと思う。
　でも、一日でも早く成仏させてあげたい。
「バレなきゃいいの」
　私はそう言った。
「今日の放課後空いてる？調べようよ」
　私は笑った。
　かなり、いいセンいってる気がする。
「別にいいけど」
「決定」

放課後＿＿。
「遅いっ！」
「悪い。母さんがうるさくて……」
　そう言うと、ながながと言い訳する深川君。
　止めないとずっと続きそうな勢いだった。
「そんなに必死にならなくてもいいよ」
　深川君は、不満そうに口を閉じた。
「行こ。遅くなっちゃう」
　私は走り出した。
　深川君もついてくる。
「どこ行くの？」
　後ろから深川君の声がする。
　全然バテていない。
「図書館」
　運動が苦手なのに、飛び出しちゃったな。
　私は後悔した。
　深川君がそんなに運動できたなんて、驚いた。
「マジで？」
　深川君は、図書館が苦手らしい。
「嘘はなるべくつかないようにしてるし」
「はぁー？」
　いつの間にか、私の隣に来た深川君。
　うわっ、負けてられない。
「おあいにく様。頑張ってね～」
　そう言い合ってるうちに、図書館に着いた。
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こんにちは、玲莉です。
連続更新ごめんなさい。
これからもよろしくお願いします。