Daily Motion 3【男性声優】

タイムマシーンが欲しいよ ページ44

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代永)｢Aちゃーん?大丈夫?脳内お花畑?｣


『あぁ…咲き乱れるコスモスの中によながっぱが見えます…』


代)｢わー!ほんと?僕も見たい……ってコラ!!｣


ぺしんっと軽くAの頭を叩く代永。Aもどうやら正気を取り戻したようでハッとする。…顔にやけてるけど



『(杉山さんが誉めてくれた!す、素敵って言ってくれた!!聞き間違えじゃないよね?あーっ!もう一回聞きたい、私のタイムマシーンはどこだーっ)』



一気にるんるん気分になるAに、少し不貞腐れ顔の神谷が声を掛けた



神)｢とにかく、僕らに教えてくれないなんて水くさいよAちゃん。｣


『それは…まぁ…教えたくなかったんですけど、』




Aはまだごねるがそこはオ･ト･ナの力で神谷と遊佐がAに雑誌掲載の際には知らせるよう説得した。どんな方法かはご想像にお任せする。



そもそも何を隠そう、ここにいる男性声優たちは、ちょいちょい名前が出てきていた"秘密組織、穴澤Aを愛でる会"のメンバーなのだ




そんな彼らにとって穴澤Aが雑誌巻頭デビューに加え滅多にしないコスプレ姿なんぞを晒すとなればそれはもう一大事。


穴澤が人気になるのが嬉しい反面、なんだか寂しくも感じる……そんな乙女心(笑)を持った人々がこの穴澤Aを愛でる会の大部分を構成しているのだ。


まぁ平たくいえば素直になれないいい年こいた大人達、ということなのだけど。




木村)｢ほら、俺買ったんだよ?｣


背中からパッと雑誌を取りだし木村がAに見せると、Aは驚いて目を見開いた


『え、え、ありがとうございます、すみません!!』


前野)｢僕らも買いましたよ。な、たつ｣


鈴木)｢偶々本屋行ったらなんか売ってたからな｣


津田)｢俺もね、ほら、持ってきたよ。｣


柿原)｢俺も〜｣


『え、え?』



次々に｢俺も、僕も｣と言い出す人々にAは頭がついていかず。そんなAをみた神谷が一言




神谷)｢言っておくけど、ここにいる奴ら全員買ってるからね｣



『はぁ!?』




これは事件です。

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