１１ ページ12
、
広臣「お、スリボじゃん」
隆二「おはよ〜」
長い廊下を歩き、
たどり着いたボイトレ室に居たのは
登坂さんと今市さんだった。
登坂さんと今市さん。
名前はこれであってたと思う。
･･･多分。
陸「おはようございます。」
壱馬「おはようございます。」
北人「おはようございます。」
「おはよう、ございます･･･」
場の流れで挨拶をし、軽く会釈する。
隆二「あれ、その子って昨日の･･･」
広臣「Aちゃん、でしょ。」
お二人はそう言うと、
ゆっくりと私の方へ近づいてきた。
広臣「俺、登坂広臣。覚えてる？」
「はい、覚えてます。」
隆二「俺は？」
「今市さん･･･」
隆二「お〜、正解!」
今市さんは小さな拍手をして
私に向かって微笑んでみせた。
一見、怖面な方だが笑顔はとても人懐っこい。
広臣「どうして陸たちがAちゃん連れてきたの？」
陸「途中で出会って、楽屋に連れてったんですけどやっぱこっちのが良いかなぁ、って。」
広臣「ふ〜ん、」
登坂さんは陸さんの方を見て
にやにやしている。
そんな皆さんを傍らにボイトレ室を
きょろきょろと見渡す。
壱馬「ん？Aちゃんどうかした？」
「あ、いえ･･･」
やはりプロが使うボイトレ室である。
通常の機材から最新の高度な機材まで、
何から何まで揃っていて思わず圧巻されてしまう。
北人「あ、そうだ。」
「？」
北人「せっかくだからAちゃんも何か歌ってみたら？」
北人さんは膝を屈め、
私に目線を合わせてそう言った。
、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 592人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蒼 - 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡ 13のここの部分 だからHIROさんに歌の才を見いだされたときは これ能が抜けてませんか？ 正しくは歌の才能ではないんでしょうか？ 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2021年5月15日 1時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 9のここの部分 かなりふざけいらっしゃった方が てが抜けてませんか？ 正しくはかなりふざけていらっしゃったではないんでしょうか？ (2021年5月15日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - 何度も続けてのコメントですみません。 物語でメンバーさんの目線で始まる時saidでは なくて全てsideになると思いますよ。 (2021年5月15日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - またまた続けてのコメントですみません...。 4のここの部分 直人said 正しくはsideではないんでしょうか？ (2021年5月15日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡ 3のここの部分 直人said これも正しくはsideではないんでしょうか？ (2021年5月15日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蜜柑 | 作成日時：2021年2月22日 17時
