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じゃあ、嫌われたくないからマスク
してたってこと?え、可愛よ
燕「わかった?」
『何がですか?』
ゴンッと音を立てて頭を床にぶつけた燕さん。
燕「痛てててててて、、、、、、、」
『大丈夫ですか?』
燕「だ・か・ら!自分で怪我は治せるの!
術で!」
そう言った後頭にパキパキという音を立てて
傷口に氷が張り付いてた。地味に怖いよ、、、、
『治せてないじゃないですか!』
燕「バレた」
『バレてます!!』
燕「傷口の応急処置。面倒だから」
『じゃっじゃあ鬼莎さんしか傷は癒せない
んですか?』
燕「詳しくいうとね、私は自分と人の心を
癒し、治療できる。あと、傷も。
鬼莎は私と段違いの精密さ、巧妙さで正確に
人の傷と心を治せる。でも自分の怪我も心も
癒せない。」
『、、、、、、、じゃあ鬼莎さんは他人の治癒に
特化した術を?』
燕「そゆこと。」
『この部屋寒くないですか?』
燕「私の精神状態が不安定になってて術が
暴走してただけ」
『してただけ、じゃないですよね?!
大変なんですから、くる時も寒くて、、、、、』
燕「Oh.....I'm sorry.」
『和服を着て英語言わないの!』
燕「へい」
『フンッ』
燕「今から会議行こっか」
『どんな話の流れ?』
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作者名:冴岼 | 作成日時:2022年2月28日 20時