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あの人、




家宅侵入罪犯してね?


ダメだろ流石に〜


とちゃらけてると、例の人が振り返った。


予想とは違い、優しい表情をしていた。


見事な黒髪に桃色の目。


ヒロインとかでよくいそうな容姿だ。


?「君、大丈夫?」


心配してくれてる。


『、、、、、、、』


?「あのさ、」


カワイイこの人は私にズイっと近づいてきた。


?「んーやっぱり。才能あるね。」


何の話ですか。もしや厨二病((


?「私、津由波 霰(つゆなみ あられ)


22歳。よろしく。


てな訳でよろしくしたから


ついてきてくんない?」


『え、イヤです』


霰「君、よく目の前で人が殺められたのに


普通に話せるねぇ。うん、いいね」


あ、この人変だわ。


悪い大人にはついて行っちゃだめって


習ってるよ?一応。


霰「あのさ、心の声ダダ漏れ。」


えっ?小声で呟いたはずなのに何で


聞き取れてんの?頭おかし。


頭おかしすぎるで、アンタ?!


霰「フフーン、凄いでしょ。私普通より


耳いいんだ。君も、そーゆーこと、あったり


しない?」


確かに、言われてみればそうかもしれない。


こちらに転生してから、妙に気配を察知


しやすくなった。気がする!


霰「君、名前は?」


『白烏A。』


何で名前分かったかって?


へへ、記憶が流れてきたからさ☆


親に愛されて育ったらしい。


実際この子も優しい子に育ち、


正義感強めな子らしい。


悪い子ではなく、隠れた悪を注意深く拒み


続けてきている。


ていうかさっきから思ってたんだけど、


『あのー、霰さん背ェ高くないですか?』


私でも一応172あるよ?でも!何この人


めっちゃ大きい、でもカワイイ。


霰「アッハやっぱり?怖いかな?


私の身長は186cmくらいだよ。」


いやデカ。デカ。デカ。デk((長い!


霰「んで、最終的についてきてくれる?」


『行くあてもないし、ついていきますよ。


ヤバい団体とかじゃないでしょうね?』


霰「、、、、、、、」(・・;)


いやヤバいんかーい!


霰「ま、それは置いといて、レッツゴー!」


置いとくな!

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作者名:冴岼 | 作成日時:2022年2月28日 20時

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