君が傍に居るなら1(ゴーゴリ) ページ13
「は・・・はッくしゅッ！！！！」
梅雨の時期も明け、清々しいくらいの晴れの日が続くようになったとある朝。
自室のベッドで安眠していた僕を起こしたのは、自分自身が発した盛大なくしゃみだった。
目を覚ました僕は、くしゃみの勢いでやや痛んだ喉を手で摩りながら、鼻をすすった。
今は何時だろうかと、枕元に置いておいたスマホの画面を開く。
壁紙に設定してあるAちゃんの可愛い照れ顔の上に大きく表示されたのは、『7:16』の文字。
・・・嗚呼、最悪の目覚めだ。今日は特に予定も無いから、昼ぐらいまで寝ようとしたのに。
一人溜息を吐きながら、スマホを元の場所に戻し、再び眠りにつこうと瞳を閉じた。
何とも言えない心地良さがやがて身体を包み、僕の意識を奪い去ろうとした時、不意に先刻まで感じなかった寒気を感じた。
今は然程冷え込む様な時期ではない筈なのだけれど。
また睡眠を邪魔され、軽い苛立ちを覚えながら毛布を肩まで掛ける。
良し、これで良いだろう。僕の睡眠を邪魔するモノは無くなった筈________
「ケホッ！ゴホッ！」
そんなフラグをへし折るかの様に咳が出てしまい、僕は二度目の眠りにつく事は無かった。
くしゃみ、咳、寒気。これらの症状からして恐らく風邪でも引いたのだろう。
・・・一体僕が何をしたと言うんだ。若しかしてアレの所為だろうか。昨日何もしないからと頼み込んで、Aちゃんと一緒にお風呂に入ったは良いものの、Aちゃんの裸に我慢ならず、風呂場であんな体位やこんな体位を試しまくったからだろうか。
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テツ(プロフ) - 宵の明星さん» わざわざ見に来て下さって有難うございます・・・！これからも更新頑張ります！ (2018年4月7日 17時) (
レス) id: d776172fc0 (このIDを非表示/違反報告)
宵の明星 - Twitterを見て、此方へ来ました。薄々、思ってはいたのですが真逆のご本人だったとは……。別人だと思っていました。私も小説を書いているので、宜しければ見て下さい。更新、応援しております。 (2018年4月7日 16時) (レス) id: 960304c1ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テツ | 作成日時：2018年3月7日 0時
