貴方に溺れて8(太宰) ページ17
____こ、この人はぁぁぁ!!!!?
その笑みで全てを悟り、私も太宰さんに詰め寄った。
「だっ、太宰さん!!?何で言っちゃうんですか?!!」
「こんなに綺麗な女性が恋人なんて、自慢せずにはいられないだろう?」
私を赤面させたいのかと言うくらい、さらりと、恥ずかし気も無く太宰さんが言う。
「それにね」
太宰さんは、意味有り気に国木田さんを見つめた。
見つめられた国木田さんは、溜息を吐くと、ぐるりと辺りを見渡し、言った。
「社員で、お前達の関係を知らない者は居ないぞ。俺や敦、社長を含めてな」
脳天を殴られた様な衝撃が、走った。
あまりに衝撃的な事実を知り、恥ずかしさと困惑で、私は机に平伏した。
「・・・な・・・何で皆知ってるんですか・・・?!」
「だって、バレバレだもんA」
机の上に片足を乗せながら、スナック菓子を食べていた乱歩さんが、呆れた様に言う。
「太宰と話す時だけ距離近いし、いっつも太宰の話しかしないし・・・。こんなの誰でも分かるでしょ」
うんうんと、社員全員が頷く。
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聴(プロフ) - テツさん» うわぁぁぁぁ最高........!ありがとうございます! (2018年3月10日 23時) (レス) id: 2084af5cf6 (このIDを非表示/違反報告)
テツ(プロフ) - 聴さん» ゴーゴリと夢主のお話ですね・・・!了解です! (2018年2月8日 19時) (レス) id: d776172fc0 (このIDを非表示/違反報告)
聴(プロフ) - ゴーゴリと猫系夢主のお話みたいです....!いつも口面つけてるっていう設定があると尚(ごめんなさい完全にうちの夢主でした黙ります) (2018年2月7日 12時) (レス) id: 2084af5cf6 (このIDを非表示/違反報告)
Sea - ア゛ア゛ア゛ゴーゴリさんしんどい (2018年1月27日 9時) (レス) id: c676ee4e9b (このIDを非表示/違反報告)
テツ(プロフ) - 奈槻さん» 有難うございます!!楽しみに待っていてください! (2018年1月23日 9時) (レス) id: d776172fc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テツ | 作成日時:2018年1月14日 19時