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1話 ページ2

カツカツカツカツ

昇降機から降りて長い廊下を足音を鳴らして歩く。

この無駄に長い廊下はどうにかならないのかと思う。

警備をしている構成員に軽く礼をしてドアを叩く。

コンコン『首領、綿世です。』

返事は無い

もう一度叩く。今度は強めに。声を張り上げて。

ゴンゴン『首領、綿世です。』


ゴトッ
ガタゴト
バタバタ











たっぷり10分程してやっと反応がある

森「ンン゛入り給え」

『失礼します。』

執務室に入った瞬間ピシリと固まる。
目線の先にはカニのような髪型の首領。





森「どうかしたかね?」

『いえ、何でもありません』

森「そうかい?」

『ええ、それでどんなご用でしょうか。』

私は何も見ていない
見てないったら見ていない

森「今日はね、綿世君にある事を頼みたくてね。」

『頼み、とは?』

森「最近人喰い虎の噂があるだろう?

『ええ。』

森「うちにも軽くだけど被害が出ている。

 調査して、実害があるようなら殺/しなさい」

矢っ張り幼女趣味でもちゃんと首領しているんだな

『了解致しました。
 では、失礼いたs森「待ち給え。」ハァ。どうか致しましたか?』

森「今溜め息ついたかい?」

『いえ、気のせいでしょう。それで?』

森「いやね、丁度良いことに渡瀬くんに似合いそうな服があったんだよ。
 エリスちゃんも綿世君が着るなら着ると言っているしね、着てみないかい!?」

そう言って首領はヒラヒラのメイド服を取りだした

・・・前言撤回。首領はただの幼女趣味。
それに後半が本音じゃあ無いだろうか。

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しお(プロフ) - とても面白かったです!文才ないって言ってたけれど、そんなことない!最高です! (2021年5月26日 22時) (レス) id: 1e137b7116 (このIDを非表示/違反報告)
咲太郎 - とても面白いですね (2021年5月12日 18時) (レス) id: a3f4336cb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:孔雀 | 作成日時:2021年5月8日 16時

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