検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:55,348 hit

無気力6 ページ7

学校につき、男テニのコートに向かう。

柳「今日は珍しく早いんだな。」

後ろから蓮二の声が聞こえてビックリする。

私「ああ、今日は早く起きてな。それにみんなの仕事が決まったからそれを伝えに来ただけだ。」

蓮二はそうか、と短く返事をして私に並ぶ。
これからコイツが隣に並ぶのか・・・と思うと見下されている気がしてなんか、嫌。

柳「どうした、いきなり止まって。」

私「え、あ、ああ、すまん、なんでもない。」

私は小走りで蓮二の隣に着く。

はあ、なんかやりずらい。



―――――――テニスコート



幸「え、Aが・・・来てるって・・・幻なのかい?君は。」

私「本物だ。ボケ。偽物がいるんならソイツに代わりに学校行かせるわ。」

赤「確かにそうっすね・・・」

私「ん。・・・・・・・・・・ってことで、仕事の話をしてもいいだろうか」

柳生「唐突ですね・・・」

苦笑いする柳生。
許してくれ、私はちゃっちゃと終わらせたいんだ・・・察してくれ・・・。

私「んー・・・口で言うのも面倒だからk柳「この紙を見てほしい。とお前は言う。」・・・っつー訳だ」


はい、と私は精市に紙を渡し、それを見にぞろぞろとレギュラー陣が集まる。

幸「ねえ、柳がAの執事ってどういうこと・・・?」

黒い。怖い。大魔王。

幸「そんなこといいから早く言って。」

私「はい、すみませんでした。

んー・・・なんでだろうなー。それ、私が決めたわけじゃないから何とも言えないのさ。」

柳「Aは・・・俺でいいのか?」

私「それはこっちの台詞だ。私の執事って言う仕事でいいのか?」

柳「与えられた仕事はやる。」

私「そ、そうか・・・。」

なんだ・・・私だからーとかじゃないんだ・・・。まあ・・・そうだよねえ・・・。

少し期待してしまった自分が馬鹿馬鹿しくてならない。

私「話はこれだけだ。何か用があるなら屋上まで、どうぞー。」

私はそう言い残してコートを後にした。

無気力7→←無気力5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
123人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 小鳥遊ましろさん» ありがとうございます!本当ですか!嬉しいです〜!これからもくだらないお話にお付き合いお願いします(?) (2016年5月31日 21時) (レス) id: cb8048fe42 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊ましろ(プロフ) - 面白いですね!(*^▽^*)作者さんがたまにお話する時あるじゃないですか?その時の気持ちが私と一緒で何か凄く嬉しくなってます。(語彙力無くてすいません^^;) (2016年5月31日 7時) (レス) id: e90a2e1bb2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 光也さん» ありがとうございます...!!そう言っていただけて嬉しいです...!頑張りますね( ;∀;) (2015年9月10日 22時) (レス) id: cb8048fe42 (このIDを非表示/違反報告)
光也 - 面白いです!更新頑張って下さいね!応援してます(キラッ (2015年7月25日 14時) (レス) id: d273799b3c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あやっちさん» 更新のろっのろですみません・・・( ;∀;)ありがとうございます! (2015年2月21日 18時) (レス) id: f41ff1e3f4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2014年9月19日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。