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番外編 ページ33

――――――――――――資料室

いつものことだから先生に鍵を借りてテニス部をとりあえずここにおく。


私「毎年大変だね、君たちは。」

赤「先輩!先輩のチョコはないんすか!?」


この子、私が作るとでも思っているのだろうか。


ブ「でも、いつも遅れながらも作ってきてくれるよな。Aは。」

ジャ「そうだな。」

赤「そうっすねー。今年もくれるんすよねっ!」


ブン太が余計なことを言ってくれたおかげで赤也に変な期待を・・・。

私「ま、まあ、そう、だね・・・うん・・・。」


三強、仁王は私のことを『もう知ってるよ』という顔で見ていた。



―――――――――――――――柏木家

私「お母様、ちょっとシェフをお借りしますね。」

母「ええ、いいわよ。」



私「って、ことで、よろしくね、シェフ。」

シェ「お嬢様、自分でお作りになられないのですか?」

私「私、もう何年も料理なんてしてないし、

私が作っても黒い物体にしかならないからいいんだよ・・・。」


それを言うとシェフは苦笑いを浮かべた。

うん、心が痛い。


仕方ないだろ・・・包丁とか火とか扱ったことあまりないし、

料理は専属シェフがやってくれるし・・・。

・・・本心は面倒なだけなんだけどね・・・。

いつもお世話になってます・・・専属シェフの田中さん。



―――――――――――――――――テニス部、部室


私「君たち。遅れたけど、これ。」

私はレギュラー陣の前に1つの紙袋を置く。

幸「これは?」

私「チョコだ。」

柳「バレンタインのか?」

私「それ以外何がある。」


赤「やったーっ先輩のチョコレート!!」

赤也が紙袋の中からチョコを取り出す。

するとみんなチョコを1つずつもらっていく。

ブ「Aのチョコ、毎回うまいよなー。」

柳生「そうですね。」

赤「そうっすよね!」


柳「口移しでチョコをくれるとか、ないのか?」

私「バカ蓮二。あるわけないじゃないか。」



これが私のバレンタイン。ちょっと罪悪感の残るバレンタイン。

本命が誰かって・・・。

そんなの分かってるでしょ?

うちの専属執事さん以外、誰がいるんですか。



――――――――――――――――――――――――――――

大・遅・刻!!!

何日過ぎてんだよって話ですよね!!!許してください!!!テストだったんです!!!

すみませんでした・・・。



では、遅れましたが、

皆様、happy Valentine.

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(プロフ) - 小鳥遊ましろさん» ありがとうございます!本当ですか!嬉しいです〜!これからもくだらないお話にお付き合いお願いします(?) (2016年5月31日 21時) (レス) id: cb8048fe42 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊ましろ(プロフ) - 面白いですね!(*^▽^*)作者さんがたまにお話する時あるじゃないですか?その時の気持ちが私と一緒で何か凄く嬉しくなってます。(語彙力無くてすいません^^;) (2016年5月31日 7時) (レス) id: e90a2e1bb2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 光也さん» ありがとうございます...!!そう言っていただけて嬉しいです...!頑張りますね( ;∀;) (2015年9月10日 22時) (レス) id: cb8048fe42 (このIDを非表示/違反報告)
光也 - 面白いです!更新頑張って下さいね!応援してます(キラッ (2015年7月25日 14時) (レス) id: d273799b3c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あやっちさん» 更新のろっのろですみません・・・( ;∀;)ありがとうございます! (2015年2月21日 18時) (レス) id: f41ff1e3f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年9月19日 20時

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