美咲の幼馴染もメイド様 part4

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美咲「A 今の話聞いてたか…？」



貴方「？ しず子やさくらを走らせたくないって事でしょ？
なら私も出るわ 私これでも運動得意なんだから」



美咲「お前が一番危険だろうが！障害物競走の悲劇を再び引き起こす気か！？
今度は無事では済まないかもしれないんだぞ！？」



貴方「…大丈夫 美咲と一緒ならちゃんとやれる
それに私だって武術ぐらいできるわ そこら辺の男ぐらいなら投げ飛ばせる！」



「「「………」」」



しず子「Aさん 全然危機感感じてませんね」



さくら「A 頭良いのにたまにネジが外れちゃうから」



貴方「ダメ…？」



美咲「…分かった しかし着替えのテントに入る時は私と一緒だからな」



貴方「えぇ」



萩本「続きましてプログラム１２番 仮装競争
選手入場してください」



美咲(大丈夫大丈夫…メイドはバレない…)



貴方「美咲 大丈夫…？」



碓氷「会長 手と足一緒に出てるよ」



美咲「！！」



碓氷「どうして他の女の子は無理で自分なら大丈夫って思う訳？
それにそんなにガチガチで副会長の事守れるの？」



美咲「私は強いから
Aは私の大事な友達だ 何が何でも守ってみせる」



貴方「美咲…変に無理しないで
あともし衣装がアウトだったら私のと交換すれば大丈夫 ね？(ﾆｺｯ」



美咲「！ ありがと(微笑」



「うわっ 始まったぜ」



「これ見てるだけでたりぃよなぁ」



「参加者もやる気ねぇし衣装も中途半端 褒美もクソつまんねぇし」



「校長の有難い学力向上鉛筆だっけ？」



「マジやる気しねぇ」



貴方「来年からこの褒美変えた方が良いわね 生徒のやる気に関わるわ」



美咲「そうだな」



幸村「あっ 女子チームからは会長と副会長が出るんですね」



貴方「幸村くん」



幸村「…って碓氷さんも？
この種目に出るの運動苦手な生徒がほとんどですよ？」



碓氷「良いの 副会長がいるから」



貴方「碓氷くん それどういう事？」



美咲「幸村も運動が苦手なのか？」



幸村「はい 体育祭なんて皆の足引っ張るだけだったんですけど
でも星華に来て僕でも参加出来るこの種目があったから凄く嬉しいんです
…とは言っても去年は風邪で休んじゃって今年が初参加なんですけどね」



美咲「じゃあ気合い入ってるんだな」



幸村「はい！」



貴方「私も今日はこれが初競技なの よろしくね」



幸村「うん！」

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