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in教室
キーンコーンカーンコーン
A達はとうとうテストを受ける時間となった
そして全員がテスト用紙と向かい合わせになる
火神(特訓はしたものの思った通りだぜ！
ここまでの４科目挽回どころかむしろ目標点にすら届いてねぇ！
しかも最後がよりによって一番苦手な国語！
“この時の主人公の気持ちを次の１〜４の中から選べ？”
んなもん分かるかっ！
人の気持ちが簡単に分かりゃ苦労しねぇんだよ！
いや あんだけ頑張ったんだ諦めるな！)
貴方(大我 なんか葛藤してる…？)
・
in秀徳
緑間達も同じように実力テストを受けていた
緑間(ん？これは…
普通に考えれば正解は３番だがここまで３が５回も続いている
偶然にしては不自然過ぎるのだよ…
いや落ち着け こういう時は直感が最も正しいはず
しかしこの配列は…
罠か！？
やむを得ん 人事は尽くしたがあくまで確認の為に使うのだよ)
そして筆箱のチャックを開けた
【ちょっと借りるよ〜ん】と書かれた紙が入っていた
緑間「なっ…！？」
見覚えのある字に犯人を睨んだ
それは自分の目の前の席に座っている高尾
高尾は小さく鼻歌を歌いながら鉛筆を転がしていた
緑間(たぁかぁおぉぉぉぉぉぉ！！)
・
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り、全てのテストが終わった
火神「……」
黒子「火神くん 火神くん まかさ…」
貴方「大我 まさか…(汗」
火神「うるせぇよ…
ひたすら鉛筆転がしてたよ 俺は…」
黒子「そうですか」
貴方「持ってて良かったわね(苦笑」
火神「良くねぇよ！もうアウトだ！」
貴方(真太郎のコロコロ鉛筆だから大丈夫だと思うけど…)
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2022年2月20日 0時
