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869話 陽泉 ページ25
紫原「ないわぁ…つくづく…」
氷室「何がだい？ 敦」
紫原「秋田の雪の量」
氷室「あぁ 確かに
俺も最初は天変地異かと思ったよ」
紫原「百歩譲ってこれが麩菓子ならまだ分かるけど…」
氷室「アハハハ…
すまない ちょっと意味が分からないよ 敦(汗」
紫原「あともう一つ思ったんだけどさぁ 何でいるの？」
後ろには福井と岡村がいた
福井「いや いるわ！」
岡村「卒業まだじゃろが！！
部活終わった途端学校も終わると思っとんのか！？」
福井「まぁ 実際来週から何日か受験で居なくなるけど」
岡村「ワシら 第一志望は東京の大学じゃから」
紫原「大学って勉強しないと入れないんじゃないの？」
福井「だからしてるわ！
お前 マジざけんな！」
紫原「ふーん…」
福井の鞄の中には付箋だらけの参考書が大量に入っていた
紫原「じゃあこれをあげる」
岡村・福井「？」
２人の手にはまいう棒が置かれた
紫原「頑張ってねー」
氷室「(ﾍﾟｺｯ」
岡村「おう！」
福井「(ﾌｯ 駄菓子かよ」
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2022年2月20日 0時
