864話 幸せ ページ20
赤司(…負けた
これが…敗北……
…酷いな
形容しがたい胸の痛みだ とても整列までに平温を保つ事など出来そうにない
だが…だからこそ思う…
バスケをやっていて良かった
そしてお前に…お前達に出会えて良かった)
赤司はAと黒子に歩み寄った
赤司「お前の…いや お前達の勝ちだ
おめでとう
そして覚悟しておけ
次こそ勝つのは”俺達”だ」
そう言って手を差し出してきた
黒子「……」
貴方「テツヤ ほらっ」
黒子「はい またやりましょう
次もその次も何度でも！」
赤司と黒子は握手を交わした
赤司「A 本当にすまなかった
俺は君を大切に守っていたはずなのに自分の手で君を傷つけてしまった」
貴方「…もう良いの
だって皆がまた昔みたいに戻り始めてる
そしてシゲくんも元気そうでバスケを続けてくれてる
私はそれだけで幸せだから(ﾆｺｯ」
赤司「ホントに君は優しい子だね」
ナデナデ
Aの頭を優しく撫でた
赤司「これからも俺と会ってくれるかい？」
貴方「！ 勿論(微笑」
(((本来の笑顔に戻ったせいか！？
すっげぇ可愛い！！
つーかもう心臓が痛いんだが！？/////)))
そんな後でお互い整列して頭を下げた
そしてＷＣの表彰式も行われた
１位 誠凛高校
２位 洛山高校
３位 秀徳高校
４位 海常高校
・
黒(そう 何度でも
これで全てが終わったわけじゃない
むしろ始まったばかりだ 僕たちは戦える
大好きなバスケで 何度でも)
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2022年2月20日 0時
