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860話 冷静に ページ16

緑間「これ以上無いと言っても良いディフェンスなのだよ」





笠松「なのに何て奴らだ 洛山!

動じない…とても奪える気がしねぇ!」





今吉はコートを見て目を開いた





今吉(…なんやあれは?

チームが熱くなっている時なるべき時に逆に冷めとる奴がおる


こんな状況でどんな心臓しとるんや!? 黒姫!!)





伊月(そうだ A

落ち着け こんな時こそ冷静に


お前ならこのチームを日本一に出来るはずだ!)





















貴方(大丈夫 落ち着いて…熱くなってはダメ…

こんな時にこそクレバーに徹するの


例え赤司くんは無理でも他の4人なら隙をつける可能性はあるはず


…PGは頭を使ってチームを引っ張るポジション

する事はいつもと変わらないわ)





















氷室「ダメだ…洛山が慌てて攻めてくる事はない

24秒使い切ってシュートも無理に打たない 隙なんてとても…」





















貴方(普通ならそう考える

けど違う 彼はシュートを必ず打ってくる

理屈以上に帝王のプライドがそうさせるはず


しかも洛山は見抜いているはず 鉄平の限界を!



だったらする事は一つよ!)





バンッ

思いっきりパスカットした





実渕「何!?」





赤司「!」





「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」





貴方「走りなさい!これが最後のチャンスよ!」





日向「行くぞぉぉぉぉ!!」





A以外の全員が一気に走り出した

この時残り8秒





貴方「大我!」





パスしようとしたが目の前に赤司が現れた





貴方「まぁそう来るわよね 名前呼んだから

じゃあ頼みますよ!先輩!」





Aは日向にパスした

そして実渕に奪われる事なく受け取った


受け取った日向も驚いていた





実渕「!(このパスは…!)」





















森山(偶然!?

しかしあれは赤司のパスと同等)





そして日向はシュート体制へと入った





桜井(入る!)



氷室(間違い無く!)

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作者名:宝石姫 | 作者ホームページ:http://krarebo2/kazama-hirot  
作成日時:2022年2月20日 0時

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