857話 取り合い ページ13
日向「ディフェンス！絶対止めるぞ！」
「「おう！！」」
ボールをキャッチしたのは実渕
日向(集中しろ 重心の変化を見落とすな！
ここで退場なんてしたら全部パーッだぞ！)
実渕は一歩後ろに下がり、ジャンプした
小金井「あれは天…！？」
日向もそう思い、ジャンプした
日向「！？」
だがその瞬間実渕は床に落ち、走り出した
先程のジャンプはフェイクだった
そして少し走ってまたジャンプ 今後こそ打つ気だ
赤司「パスだ！実渕！そこは罠だ！」
実渕「！？」
いつの間にか隣には火神がいた
そして一瞬でボールを下げ、投げた
バンッ
黒子が現れ、ボールを叩いた
「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」」」
「止めたぁぁぁぁ！！」
「よっしゃ行ける！」
それをAがキャッチして走り出した
貴方「大我！」
思いっきり投げ、火神にパス
その瞬間全員がアイコンタクトをした
そして一気に攻めてきた
何人もが連携して着いて来れない程の速さでバス回しを始めた
赤司「日向だ！黛！」
黛「！」
後ろでフリー状態だった日向に気づく
そして火神がパスしたのと同時に走り出した
貴方「先輩！」
日向「！」
バンッ
日向の打ったボールに黛の手のひらが当たった
ガンッ
リングに当たり、落ちていく
ガシッとボールを掴んだのは洛山
「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」」」
そしてまたボールの取り合いが始まる
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2022年2月20日 0時
