Part18 ７人目は新一年生 (ページ11)

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855話　門番ページ11

葉山(まさか…とは言わねぇよ

嫌な予感はあったんだ

予想外じゃねぇんだよ！)

葉山はボールを投げる事なく手元に戻した

・

今吉「備えてたんか！？」

若松「ダブルクラッチ！？」

・

その時、火神の隣にもう１人の人影が現れた

葉山「！？」

貴方「何となく分かってましたよ

一度下げる事そしてまた上げてシュートする事」

バァァンッ

思いっきりボールを叩き落とした

洛山「「！？」」

小金井「オォォォォォォッ！！」

土田「止めたぁぁぁぁ！！」

「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」」」

赤司(なんだ…？今のは

確実に虚をついた反応は全員咄嗟のものだった

にも拘わらず何故火神の動きに合わせて連携が取れる！？)

・

青峰「！ …なんだそういう事かよ…」

桃井「？」

青峰「クッハハハハハッ(笑

(…そんなことだったのかよ…)」

桃井「大ちゃん…？」

・

ゾーン状態の火神はドリブルで突っ走った

赤司(火神に合わせる…)

その瞬間木吉や黒子が走り出した

赤司(まさか！本当のゾーンとは…！？)

火神「…そうさ俺だけで戦うんじゃない

皆と戦うんだ！！」

バンッ

その時、ゾーンを超えるゾーンへの扉が開かれた

赤司「！？」

・

青峰(……開かねぇわけだ

なんせ俺は…捨てちまったんだからよぉ)

その時青峰の目から涙が零れ落ちた

青峰「(門番なんかじゃなかった扉の前に立ってたのは‥)

…お前だったんじゃねぇかテツ」

そしてその扉の中には火神以外の誠凛メンバーが立っていた