Part17 ７人目は新一年生 (ページ10)

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804話　摘み取るページ10

ブーーーーーッ

『これより第３Ｑを始めます』

「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」」」

日向「行くぞー！誠凛！ファイッ！」

「「「オー！！」」」

・

若松「ッスゲェ気合いだ

この大差でまだ諦めてねぇ！」

・

実渕「フンッどうかしらね

むしろ必死に振り払っているようにしか見えないけど

今にも心を覆い尽くそうとしている絶望の闇を…」

・

リコ(頼んだわよ日向君…

そして…)

・

黒子「火神君お願いします」

火神「おうまかせな」

２人は拳を合わせた

黒子「Aも」

貴方「えぇ任せて」

ピーーーーッ

「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」」」

ボールはAから始まる

そしてそれに合わせて全員が一斉に走り出した

「「！！？？」」

その気迫に根武谷達は圧倒された

ガンッ

日向を追いかけようとした実渕の後ろには小金井

体当たりのように実渕を押さえ込んできた

実渕「！？」

小金井「……っ」

実渕「スクリーン！」

シュッ

赤司が来る前に日向にパスを出した

ピーーーーッ

「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」」」

「開始早々決めやがった！」

「日向３Ｐ！」

日向「ディフェンス！１本止めるぞ！」

・

岡村「たまげたなこの絶望的な状況でも誠凛の心はまだかろうじて折れておらん

バスケットに一発逆転はない

だが諦めない限り勝利の可能性が０％になることはない」

紫原「あのさー悪いけど俺が勝てないと言ったのは状況見た話だけじゃないよ」

諏佐「誠凛に１％の可能性もないってどういう事だよ青峰」

青峰「無いじゃねぇ無くなるだ

何故なら赤司がいるからな

アイツは相手の可能性が全て無くなるまで摘み取っている」