クイーン候補の銀髪少女 part2 (ページ43)

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〜夜〜

貴方「もしもし」

キリト『ちゃんと連絡してきたな』

貴方「結果報告したくて」

カナタ『それでちゃんとフェンシング休んだ？』

貴方「……(汗」

カナタ『A まさか…』

貴方「……ごめんなさい」

キリト『お、お前その腕でやったの！？』

貴方「だってバニラが怪我して休んだから私まで怪我してるなんて言えなくて…
それに言うタイミングを逃しちゃって…(汗」

キリト『だからって無茶してAの怪我が悪化したらどうするんだ』

貴方「まぁそれはそうなんだけど…」

カナタ『怪我は？大丈夫？』

貴方「えぇちゃんと治療してもらったから
それに試合にもちゃんと勝てたのよ」

カナタ『そっかそれなら一安心…
でも次からはちゃんと休むように
いくら試合に勝っても怪我が酷くなったら俺らは嫌だから』

貴方「！」

キリト『今度無茶したらAの両親にも報告するからな』

貴方「はーい…」

カナタ『…ねぇA』

貴方「ん？」

カナタ『いくら親が有名だからってあんまり無茶はしないようにね』

貴方「え？」

キリト『俺らが気付いてなかったわけないだろ？
親の為に何でも頑張りすぎる事知ってるんだからな』

カナタ『俺達は有名人の娘だから側にいる訳じゃない
大好きなAだから側にいたい心配なんだよ』

貴方「カナタ…キリト…」

キリト『俺らの前では頑張りすぎなくて良いどんなお前でも俺達は絶対に隣に居続ける
だから少しは肩の力抜け』

貴方「うんありがとう…(微笑」

カナタ『…今日はお疲れ様ゆっくり休んで』

キリト『何かあったらすぐに連絡な
何も無くても安否確認の連絡忘れないように』

貴方「うん分かった
なるべく連絡するようにするわ
じゃあまたねカナタキリト』

カナタ『またね A』

キリト『またな』

通信機を切り、深呼吸をした

貴方「ホント心配性なんだから…」