検索窓
今日:21 hit、昨日:1 hit、合計:2,435 hit

ページ38

キリト『…A その試合棄権しろ』



貴方「え?」



カナタ『俺も同意見だ 手を痛めた状態で試合なんかしたら悪化するに決まってる』



貴方「けど…」



キリト『元々Aは巻き込まれた側なんだろ? 気にする事ねぇよ
それに…』



貴方「?」



キリト『Aに何かあったら俺らは多分ショコラ達を許せなくなる…』



貴方「!!」



カナタ『A お願いだから…』



貴方「…分かった ちゃんとショコラに話して止めにするわ」



『『!!』』



貴方「確かにハートも大事だけど私はカナタ達の方が大事だから
…2人が悲しむような事は私もしたくない」



カナタ『ありがとう』



キリト『じゃあ安静にな』



貴方「えぇ 分かってる」



カナタ『試合が終わったらまた連絡して 待ってるから』



キリト『絶対だからな』



貴方「はーい 分かった
じゃあまたね 2人とも」



そう言って通信機を切った



貴方「私にとってはカナタ達が一番だもの…」











〜翌日〜



この日も家の前で3人は練習に励んでいた



貴方(言わなきゃいけないけど…言えない雰囲気なのよね…
けど…随分上達したわね ショコラもバニラも)



デューク「命中率が上がってるケロ!」



ロビン『思いっきり踏み込め!素早く身を退け!
良いぞ その調子だ!』



デュークが乗っている拡声器からロビンの声が聞こえてくる
そしてAはある方向を見てため息をついた



ロビン『よし そこだ!』



隣のビルには拡声器を使って指導するロビンの姿
しかし姿は小さく、よく見えない程離れている



デューク「離れ過ぎだケロ…」



貴方「あれでよく指示を出せるわね 絶対見えないと思う…」

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:宝石姫 | 作者ホームページ:http://onegaimymerodyi  
作成日時:2022年7月30日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。