755話 やり遂げる ページ11
荻原『試合の直前 帝光のキャプテンと会ったんだ
恐ろしく冷たい目をしてた
他の４人も同じ目をしてた
けど黒子とAは違ったんだ
あの時俺はショックで何も言えなかったけど…
黒子とAの目にはまだ暖かさが残ってた
俺はあの氷のような目に手も足も出なかったけど
黒子とAなら必ずまた立ち上がって氷を溶かす事もきっと出来る』
・
男子「これシゲのロッカーに残ってたんだ」
鞄から何かを取り出し、差し出した
それは荻原が愛用していたリストバンドだった
黒子は意を決してリストバンドを受け取った
黒子「必ずやり遂げてみせます」
男子「あぁ」
黒子「そしてAさんの事も必ず…」
男子「あっ 後これも」
そう言って鞄から１枚の封筒を取り出してきた
男子「これもシゲのロッカーに入ってたんだ
あの女の子に宛てた手紙だと思う
渡してくれないか？」
黒子「分かりました きちんと届けます」
男子「…きっとシゲはあの子の事好きだったんだと思う」
黒子「！」
男子「あの子の事を話すアイツはバスケをしている時と同じくらい笑顔だったから」
黒子「Aさんもですよ…
荻原くんの話をしている時や電話をしている時はいつも楽しそうでした
あんな顔他の人には向けないし、出せません」
男子「そうか…
ならあの女の子も深く傷ついただろうね…」
黒子「大丈夫です
荻原くんの分まで僕が隣に立ちます
二度とあんな顔させません」
男子「うん 頼んだよ」
黒子「はい！」
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mi mo(プロフ) - もう、最高すぎます！！！映画の方も見てみたいです！これからも応援してます📣 (2021年10月12日 0時) (
レス) @page17 id: 489a0f87cb (このIDを非表示/違反報告)
宝石姫(プロフ) - アップルパイさん» まだ見ていないので絶対に書くとは言えませんが、書きたいなぁとは思っています。もうしばらくお待ちください！ (2021年8月16日 0時) (レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - 黒バスの映画は書く予定はあるのでしょうか?もしよろしければ書いて欲しいです! (2021年8月15日 23時) (レス) id: 451b0d7f40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2021年7月29日 15時
