501話 ミラージュシュートの正体 ページ7
ドリブルする氷室の前には日向
その後ろには火神、側には紫原がいた
氷室(本気で中を１人で守るつもりらしいな 大我
無茶なところは相変わらずだ だが…
そんなものは勇敢とは言わない
ナメてるっつーんだよ！)
氷室のオーラは今までとは全く違う
火神を鋭く睨み、怒りが滲み出ていた
日向「なっ！？」
貴方「あら 凄い気迫ですね」
日向「A 呑気過ぎだろ…(汗」
貴方「すいません(苦笑」
福井「氷室 パス！」
氷室は福井にパスすると見せかけて日向を交わした
氷室(気に入らねぇよ)
日向(ヤベェ…！)
氷室(誰をマークしようと勝手だが、１人で皆止めようなんて虫のいい考えは心底気に入らねぇ！)
火神を睨んだまま向かっていく
氷室「火神ぃぃぃぃぃぃ！！」
火神の前で止まり、ジャンプして構えた
火神(ミラージュシュートの正体 それは空中で２回ボールをリリースしてるって事だ！
１度目はジャンプして最高点に達する前にスナップを効かせて真上に放る
そしてそれをキャッチしてもう一度打つ
並の選手ならただ２回放っただけにしか見えない
だが、ただのフェイクすら一瞬本物に見える程洗練されたスキルを持つ氷室がやった時のみ
１度目のリリースが陽炎を生み、２度目に放たれた実態を覆い隠す
つまり止める為にはブロックに飛ぶのをわざとワンテンポ遅らせる！)
火神はボールに手を伸ばし、ジャンプした
紫原(コイツ シュートのからくりに気付いてる…！)
氷室「知ってるよ バレてる事は」
シュッ
氷室は火神の手が届く前にシュートした
火神「！？
(１度目のリリース時にそのまま！？)」
氷室「ただのトリックショットだと思ったか？
俺は相手を飛ぶタイミングを見てからどちらでも打てる
気付いたところで意味なんか無いんだよ」
ガンッ
綺麗にシュートが決まった
ピーーーーッ
「「オォォォォォォォォォッ！！」」
氷室「ミラージュシュートは誰にも触れられない」
火神(このままじゃ勝てない だが…
青峰と戦った時のようにゾーンにさえ入れれば…っ)
貴方「バカね…」
黒子「え？」
貴方「何でもないよ」
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宝石姫(プロフ) - 美衣さん» ご報告ありがとうございます！すぐに訂正しておきます (2021年9月15日 12時) (
レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - 失礼します。522話で｢飛べない｣が｢食べない｣になってました。 (2021年9月14日 22時) (携帯から) (レス) id: d78a964f1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時：2020年11月27日 15時
