522話 本心なら ページ28
黄瀬(黒子っちとAっちは気づいていた 紫原っちが飛べない事を
けど黒子っちはAっちとは違って決して確証は無かったし、可能性は低かった
それでも尚一歩も迷いなくブロックに向かった
諦めるって事を知らな過ぎッスよ ホント)
黒子とAは先輩達に囲まれて笑っていた
黄瀬(黒子っちがここまでやる理由はAっちの為でもあるんだろうな…
俺もだけどホント心底惚れてると思うッスよ)
・
審判「76対72で誠凛高校の勝ち!
礼!」
誠凛・陽泉「ありがとうございました!」
岡村「負けたわい」
日向「あざっした!」
貴方「こんなに疲れた試合キセキの世代がいるチームでもなかなかありません
ハラハラしましたけど楽しかったですよ」
福井「俺らもだ 黒姫ありがとな」
貴方「Aでいいですよ 福井さん」
福井「そうか…/////」
そんな中…
黒子・貴方「!」
2人は向き合った氷室と火神を見た
氷室「負けたよ 大我
約束通り もう俺は兄とは名乗らない」
火神「あぁ 分かったよ…」
貴方「あのバカ…」
黒子「ホントバカですね…」
貴方・黒子「(ハァァァッ」
木吉「紫原」
紫原「……」
木吉「またやろうな」
紫原「は?ヤダよ
だって俺もうバスケ辞めるし」
ヘアゴムを取り、そう言った
紫原「室ちんがあんまり必死だったから最後までやったけどやっぱつまんなかったし
ただでさえ面白くないスポーツなのに負けちゃったらこれ以上やる意味なんてねぇよ」
そっぽ向いてそう言うと木吉に背を向けた
木吉「そっか じゃあしょうがないな
もしそれがお前の本音だったらな」
紫原「……」
振り向く事なく離れて行った
貴方「紫原くん…」
火神「辞めちまうのか? アイツ」
黒子「まさか
だって彼が心底バスケを嫌いなはずありませんから」
貴方「ゾーンに入る最低条件知ってる?」
火神「最低条件?」
貴方「そのスポーツに全てを懸けている事
そのスポーツが大好きだって気持ち
それがあって才能があってこそ入れるのがゾーンなの」
火神「そうか…(フッ」
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宝石姫(プロフ) - 美衣さん» ご報告ありがとうございます!すぐに訂正しておきます (2021年9月15日 12時) (レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - 失礼します。522話で「飛べない」が「食べない」になってました。 (2021年9月14日 22時) (携帯から) (レス) id: d78a964f1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宝石姫 | 作者ホームページ:http://krarebo2/kazama-hirot
作成日時:2020年11月27日 15時