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518話 専売特許 ページ24

氷室「!?」





バッ

木吉が後を追うようにジャンプした





降旗「うわっ!

1度目のリリースのタイミングで飛んだ!」





氷室(そう来たか だが分かっているよ…

それはフェイクだろ)





降旗・福田・河原「!?」





その通り 木吉はまだジャンプしていなかった





氷室(味方も掛かる程のフェイクは大したものだ

普通ならまず反応してしまうだろう


だが、その分野は俺の専売特許



俺にフェイクは通じない!)





福井(読み勝った!

このまま1度目のリリースで打てば間に合わねぇ!)





岡村(これで終わりじゃぁぁ!)





木吉は氷室の手から少しずつ離れていくボールを見て笑った





木吉「分かってたよ 読み勝てない事は

だから負ける事にした


2度目を止めようとして失敗する方で」





氷室「!?」





木吉「ミラージュシュートはその性質上1度目のリリースは最高点に達する前にする必要がある

つまりリリースポイントが低い1度目に限れば高さの劣る選手でも届くのさ!」





バシッ

後ろから氷室のボールを叩き落としたのは日向だった





氷室「!?」



陽泉「!?」





誠凛「よっしゃぁぁぁぁぁっ!」





木吉「A!」





貴方「任せて」





バシッ

ボールを取ったA





荒木「止めろ!絶対に打たせるな!」





貴方「そんなの無理ですよ

悪いけど逆転させてもらいます


負けるなんてあり得ない!」





シュッ

Aは反対側にあるゴールへと向かって投げた





陽泉「!?」





貴方「超ロングシュートは私の専売特許

誰にも止められない」





そのボールは吸い込まれるようにゴールした





ピーーーーッ



「「オォォォォォォォォォッ!!」」





誠凛「おっしゃぁぁぁぁっ!!」



土田「逆転…逆転だぁぁぁぁ!!」





男「とうとう逆転したぞ!」



男「スゲェ試合だ!」





貴方「ごめんなさいね(フッ」





小金井「残り20秒 ついに逆転だぁぁぁぁ!!」



















桃井「凄い…

これで陽泉を止めれば勝てる」





青峰「あぁ 止められればな…」



















貴方「!」





Aは紫原の異変に気づき、振り返った





貴方「嘘…!?」





紫原の目からゾーン状態の現れである稲妻が見えた





貴方(紫原くんが…!?)

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宝石姫(プロフ) - 美衣さん» ご報告ありがとうございます!すぐに訂正しておきます (2021年9月15日 12時) (レス) id: 73f8520bdd (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - 失礼します。522話で「飛べない」が「食べない」になってました。 (2021年9月14日 22時) (携帯から) (レス) id: d78a964f1b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宝石姫 | 作者ホームページ:http://krarebo2/kazama-hirot  
作成日時:2020年11月27日 15時

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